コース紹介

リレーエッセイ企画「私と学問」

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本企画では、文学部の専任教員が「どんな専門なのか」「何が勉強できるのか」といった内容を中心に、受験生の皆さんへのメッセージを含めたショートエッセイを執筆しました。どうぞお楽しみください。更新は不定期です。

ともに書き上げる卒論

夏目 琢史(なつめ たくみ)准教授(専門分野:日本近世史)

 毎年11月になると、4年生は卒業論文の準備で慌ただしくなる。とくに昨年度の私のゼミ生は、コースのなかでは最多である26名。manabaの掲示板を使った卒論の内容に関する学生たちとの応対が、昼夜休日を問わず繰り返された。掲示板は連日大盛り上がりであった。
 学生たちはそれぞれに全く異なる問題をテーマとしている。はじめは曖昧な関心からスタートしたものが、苦しみながらも史料や参考文献を読み込んでいくうちに、一つのはっきりとした問題意識として洗練されていく。26個のテーマについて深く考えていく作業は私にとっても大変苦しいものであったが、一方でとても勉強にもなった。彼らが卒論で取り組んだテーマの一つ一つが、私の頭に焼き付いて離れない。
 さて、26名全員が卒論を書き上げ、晴れて卒業することになった。しかしコロナ禍により卒業式などの行事はすべて中止となった。それがとても心残りである……。

ドキュメント国士舘:文学部の考察

  • 夏目琢史先生写真1

<2020年12月8日(火)掲載>

愛すべき「やんちゃな野郎ども」

秋山 哲雄(あきやま てつお)教授(専門分野:日本中世史)

 どの学年にも「やんちゃな野郎ども」がいるものである。なぜか私はゼミ生でもない彼らになつかれ、飲み会にもしばしば誘われる。今日は三年生と、明日は四年生と飲み会。翌週は三年ゼミ、最後に四年ゼミのゼミコンパということもあった。多く支払うサイフ代わりだったのかもしれないが、卒業するときにネクタイや万年筆などを贈ってくれたりするので、それでチャラかもしれない。
 最近は年齢のせいか、「やんちゃな野郎ども」はあまりなつかなくなった。今は、新しい学生との関係のもち方を、考えているところである。

<2020年12月22日(火)掲載>

学生の学生による学生のための合宿実習

眞保 昌弘(しんぼ まさひろ)准教授(専門分野:考古学)

 毎回私が楽しみにしている講義の一つに考古学実習がある。夏、春の長期休業期間に履修学生約50人が3週間ずつ、文化財の宝庫である栃木県那珂川町の廃校をお借りし、「学生の 学生による 学生のための合宿実習」を実施する。調査する遺跡の重要性や作業内容、注意事項の説明会を終えると、たちまち連絡網の整備、各種役割の分担、責任者の選定、日程日課の調整、資材機材の準備、自治体への挨拶や公共サービス手続き、布団やレンタカーが手配される。実習では当番制で炊事、洗濯、掃除、買物、風呂焚きはもちろんのこと、地域や役場の方々、保護者、OBなどの訪問をも対応する。さらに、つきものである病気、けが、食べ過ぎ飲み過ぎ、忘れもの、連係ミス、内輪もめなどのトラブルも枚挙にいとまがない。しかし、学生自らが一つ一つを見事に解決していくことになる。4年間で8回経験することになるが、年を重ねるごとに顔つきが変わってくるのがわかる。外面ではなく内面だ。責任を全うし、充実した時間を過ごした達成感が作用するのであろう、社会に出ても活かされ、ここでの仲間は生涯の友となる。そんな傍らで、「見ざる 言わざる 聞かざる」の修行は、私にとっても大切な実習の場となっているのだ。

  • 眞保昌弘先生写真1考古学実習初日の団結式の様子(地域の方々をお迎えして)

<2021年1月12日(火)掲載>

西洋史の世界へ

石野 裕子(いしの ゆうこ)准教授(専門分野:ヨーロッパ史)

 私は「考古・日本史学コース」に所属の西洋史担当教員です。学生に少しでも「西洋史」に関心を持ってもらおうと、研究室には歴史漫画、映画、ドキュメンタリーのブルーレイ、美術画集、博物館の展示会図録などを取り揃えています。もちろん、書棚に入りきらないほどあふれている研究書も「読んでみる?」と学生に適宜おすすめしています。時には、学生と研究室で宗教改革のボードゲームをして改革の厳しさを「体験」したりもします。今年度からゼミを受け持つことになりましたが、コロナ禍で残念ながら十分なゼミ活動はできていません。しかし、11月に開催された卒論説明会後にゼミで集まった時、幹事がオリエンテーションを企画してくれ、クイズ大会を行いました。ゼミ生の好きな食べ物や特技、各自のゼミの印象などが出題され、難しいことこの上なかったです。私もチーム戦に参加しましたが、全く役に立たず優勝を逃しました。西洋史楽しいですよ。みなさん、一緒に学びましょう。

  • 石野裕子先生写真1
  • 石野裕子先生写真2

<2021年1月26日(火)掲載>

卒業論文との格闘

勝田 政治(かつた まさはる)教授(専門分野:日本近代史)

 私のゼミ(日本近代史ゼミ)は例年、20名くらいの学生が集まります。大所帯ゆえゼミ生のすべてに対し、なかなか目が届かないのが実情です。そうしたなか、ゼミ生との関係が急速に密接となり、学生の変貌を実感するのが4年次の秋期、とくに10月から12月上旬にかけての卒業論文の執筆時期です。
 テーマを決めて論文の構成を固めると、いよいよ参考文献や史料との格闘が始まります。ゼミ生は「卒業論文の手引き」を基にして自らの力で書き進め、私は彼(彼女)らのパソコンの指が止まった時、アドバイスする程度です。悪戦苦闘して卒業論文を完成させた、ゼミ生の充実感に満ちた笑顔。私と学生を繋ぐ最大のもの、それが卒業論文です。

<2021年1月29日(金)掲載>

届く便りに心が満たされる

仁藤 智子(にとう さとこ)教授(専門分野:歴史学・日本古代史)

 人の縁とは不思議なもので、思いがけないところで「先生に習いました」と声をかけられます。多くの大学の教壇に育てられた私には、自分の親世代の学生にも恵まれました。あれこれ悩んだ時、学生からもらえたアドバイスや元気、勇気が、どれほど私を癒やし、奮い立たせてくれたでしょう。また、「教員採用試験受かりました」「結婚しました」「旅に出ました」「元気にやっています」「みんなでタコパやっています」など、届く便りに心が満たされます。フラッと研究室に寄ってくれる卒業生も嬉しいです。彼らが在学中、私は何か力になれたのだろうか、と自問しつつ、いつもみなさんの健康と成長を世田谷から祈ってます。(お便りお待ちしています!)

  • 仁藤智子先生写真1
  • 仁藤智子先生写真2
  • 仁藤智子先生写真3
  • 仁藤智子先生写真4

<2021年2月12日(金)掲載>



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