履修モデル(例)を掲載しています。生活を送る在学生たちの1週間を見ることで、入学後の大学生活、そして将来へのイメ-ジを膨らませて見て下さい。

1.ビジネス人養成=民間企業で将来リーダーとなることを目指す人

対象年度:2年生、A子さん

A子さんは、1年次、必修科目である経営学総論、会計学総論の受講を通じて、将来、大企業や優良中堅・中小企業などの民間企業でリーダーとして活躍する高度職業人を目指すことにした。

そこで、2年次では、経営学に関する知識をバランス良く学ぶために、以下の講義を履修し、3年次のより高度な授業や専門ゼミナールに備えようと考えている。また、学習した知識を定着させるために、マネージメント検定試験(初級)と日商簿記検定3級の取得に努め、3年次には日商簿記検定2級の合格を目指している。

1限 - - 基礎ゼミナールⅠ 経営学演習Ⅰ -
- - 基礎ゼミナールⅡ 経営学演習Ⅱ -
2限 企業システム - 英語3 企業戦略論 組織理論
コーポレート・ガバナンス - 英語4 競争戦略論 組織行動
3限 流通 - プロフェッショナル・ビジネスセミナー 中級商業簿記 経営財務
マーケティング - プロフェッショナル・キャリアセミナー 上級商業簿記 ファイナンス
4限 - - TOEIC英語3 - -
- - TOEIC英語4 - -
5限 - - - - -
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2.会計ビジネス人養成=日商簿記検定などの資格を取得し、会計のプロフェッショナルを目指す人

対象年度:3年生、B男くん

B男くんは将来、税理士になりたいと考えている。そのために会計科目を中心に履修をしている。

まず1年次で「入門簿記」「初級簿記」を履修し、日商簿記検定試験3級に合格した。2年次では「中級商業簿記」「上級商業簿記」 や「原価計算」、「原価管理」を履修し、日商簿記検定試験2級に合格した。そして、3年次では税理士試験に関係する税法等の科目を履修するとともに、会計系の「専門ゼミナ-ルⅠ・Ⅱ」に参加し、会計分野におけるより発展的な問題に取り組んでいる。

1限 - - - -
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2限 企業活動と情報 - - - 財務分析
経営情報システム - - - 企業分析
3限 流通 - プロフェッショナル・ビジネスセミナー 税務会計 経営財務
マーケティング - プロフェッショナル・キャリアセミナー 相続税法 ファイナンス
4限 専門ゼミナ-ルⅠ - 専門ゼミナ-ルⅠ 所得税法 -
専門ゼミナ-ルⅡ - 専門ゼミナ-ルⅡ 法人税法 -
5限 - - - 会社法A -
- - - 会社法B -

3.起業家・経営者養成=将来の起業、事業承継などにより経営者を目指す人

対象年度:3年生、C人くん

C人くんの実家は、地方都市で生鮮食品を中心としたスーパーマーケットを経営している。市内で2店舗を経営しているが個人経営であり、従業員はパートの主婦が中心のため、経営者の企業経営能力を高めることが欠かせない。

2年次までに経営学に関する基盤的な知識(企業全般、経営戦略、経営組織、マーケティング、簿記など)を習得したが、3年次から本格的に実家のスーパーマーケットを継ぐことを決意し、企業経営に関する専門的な知識や実務的能力を養うための授業を履修した。特に、流通・サービスに関連する知識だけでなく、モノづくり(製品開発・生産)に関する知識の習得も目指している。加えて、事業承継後の新たな事業展開に向けて、事業創造と起業家精神を養うために「専門ゼミナ-ルⅠ・Ⅱ」に参加し、実践的な能力の向上を図っている。

1限 - - - -
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2限 企業活動と情報 - 生産管理論 - 財務分析
経営情報システム - 生産システム論 - 企業分析
3限 人的資源管理 - 優良中堅・中小企業講座 中小・ベンチャー経営 経営財務
雇用システム - 起業家教育講座 事業創造 ファイナンス
4限 専門ゼミナ-ルⅠ - - 専門ゼミナ-ルⅠ -
専門ゼミナ-ルⅡ - - 専門ゼミナ-ルⅡ -
5限 - - - - -
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