地球温暖化対策の推進に関する基本方針等

地球環境問題は、21世紀を迎えた人類社会が取り組まなければならない最重要かつ最大の課題です。学校法人国士舘は、教育研究機関の社会的使命として自然環境の復活、化石エネルギー消費の削減に向けて既存キャンパスの整備に努めており、現在、逐次省エネルギータイプの照明器具(LED化)への取替を実施しています。

今後は、さらに省エネルギー対策を推進するため、電気設備については高効率変圧器への変換、照明器具の人感センサー導入、空調設備については空調機器及び各種換気ファンの省エネタイプへの切り替え、洗面蛇口の自動水洗化等を事業計画化し整備を行います。

また、毎年、各部署の省エネ担当者にて会議を行い、次年度の省エネ目標、達成方法を検討し、組織全体で省エネに取り組んでいます。

これらの省エネルギーへの取り組みは、地域社会と共生し100周年を迎えた国士舘の責務として教職員・学生が問題意識を共有し、その達成に向け全学的に努力を傾注いたします。

CO2排出量

校舎等の省エネ設計・設備

世田谷キャンパス梅ヶ丘校舎(34号館)の環境向上、省エネルギー貢献

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メイプルセンチュリーホールの環境配慮(エコ)手法

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省エネ対策

  • 中央監視システムによる、一部の使用教室の空調・照明の管理
  • 省エネルギータイプの照明器具(LED)の導入
  • 電気設備の高効率変圧器への変換
  • 照明等の未使用エリア・未使用時間帯の消灯
  • 照明器具の間引き点灯
  • 照明等の人感センター導入
  • 空調設備の空調機器および各種換気ファンの省エネタイプへの切り替え
  • 洗面蛇口の自動水洗化
  • 空調機の設定温度は、夏期28℃・冬期19℃を推奨
  • 節電ビズ、ウォームビズの実施
  • 省エネ目標、達成方法検討会議の開催

美化・緑化活動

屋上緑化

世田谷キャンパス34号館と町田キャンパス30号館には屋上庭園を設け、地球温暖化を抑制するとともに憩いの場所として活用しています。また、世田谷キャンパスメイプルセンチュリーホールの屋上にも植栽を施し、緑化に努めています。

ルール・マナーキャンペーン

毎年春と秋の2回、各修学キャンパスで近隣住民と合同で町の美化活動に取り組んでいます。

みどりと花いっぱい協定(世田谷区)

世田谷区と理工学部まちづくり学系は「みどりと花いっぱい協定」を結び、世田谷キャンパス周辺のプランターや花壇への花苗植え込みと日常管理を行っています。

その他の活動

ペットボトルキャップの寄付

本学は、キャンパス内でペットボトルキャップの回収活動を行っています。
このキャップは「首都圏環境美化センター」を通して「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)」に寄付され、子どもワクチン支援活動にあてられます。

2024年6月回収分 49㎏(子ども24人分のワクチン)

ペットボトルの分別回収

環境活動の一環として、リサイクルをさらに効果的に推進するべく、ペットボトルの分別回収を行っています。ラベルとキャップをはがし、飲み切ったボトルをつぶして回収することで、効果的な資源循環、CO2削減を目指します。