政経学部の教育研究上の目的
政経学部は、政治行政、経済分野の専門性だけに偏らない、人間力、体力、気力、学際的知力、礼節等バランスのとれた総合力を持つ人材を育成することを教育の基本方針としています。その上で、建学の精神に基づき、次のような能力を備えた人材の育成を行っています。世界の様々な価値観を理解し、各国の歴史や文化を尊重する心を有していること。論理的思考力と主体的行動力を兼ね備え、それらを用いて、多様な人々と協働し、世のため、人のために尽くすことができること。このようなトップマネジメントおよびミドルマネジメントの中心的役割を担うことのできる社会人を養成することを、政経学部は教育目的としているのです。
政治行政学科においては、建学の精神を基盤に、時代に即応したトップマネジメントおよびミドルマネジメントの中心的役割を担う実践型人材の育成を行なうべく教育の充実を目指している。
政治行政学科では、現代社会のあり方や課題などについて、政治及び行政を基点として学び、地域社会のリーダーとして必要な社会的かつ専門的知識を習得させ、総合的観点から物事に対し適切な分析の対応力と指導力を培い、次世代においても社会を支え、人の模範となる人材を輩出することを目標としている。本学科には、政治及び行政に関する理論・思想・歴史について学ぶ「政治と人間コ-ス」、行政制度及び政策について学ぶ「公務員養成コース」、国際政治や外交、特定地域の政治文化などについて学ぶ「国際関係・地域研究コ-ス」を設け、より専門性を高めるとともに、各コースや各学科との科目の互換制を活かして、柔軟な発想を持つ国際人から地方の文化・行政・教育の担い手を養成している。
経済学科は、経済分野の専門性だけに偏らない、人間力、体力、気力、学際的知力、礼節等バランスのとれた総合力を持つ人材を育成することを教育の基本方針としている。その上で、建学の精神に基づき、トップマネジメントおよびミドルマネジメントの中心的役割を担うことのできる社会人を養成することを目的に、以下の6つの専門コースを設けている。
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経済専門人材育成コース
経済学の理論や分析手法をベースに、社会を取り巻く経済現象を解明し、コンサルタントなどの課題解決に資する高度専門職、教員、研究者などを目指すコース。
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税務・会計専門人材育成コース
社会や経済の重要な構成要素である企業の活動について、税務や会計、監査の立場から支える専門職業人の育成を目指すコース。
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専門企業人育成コース
社会や経済、企業が直面している課題の解決など、企業の第一線で活躍できる企業人の育成を目指すコース。
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国際企業人育成コース
国際的な事業展開を行う企業の最前線で活躍できる、グローバルな視点を持った特色ある国際企業人の育成を目指すコース。
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公共人材育成コース
地域社会の持続的発展や安心・安全を支える公共人材(地方公務員、警察官、消防官などの専門職業人)の育成を目指すコース。
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データ分析人材育成コース
経済数学や統計学、計量経済学の知識をベースとして、データに基づいた分析により、企業や国、地方自治体などにおいて課題解決に取り組む専門的人材の育成を目指すコース。
卒業認定・学位授与の方針「ディプロマ・ポリシー」(DP)
政経学部は、大学の卒業認定の方針に加えて、所定の単位を修め、必修科目履修等の条件を満たすことで、学科が求める次の資質・能力を有しているとして卒業を認定し、政治行政学科では学士(政治学)、経済学科では学士(経済学)の学位を授与します。
政治行政学科は、所定の単位を修め、必修科目履修等の条件を満たすことで、次の資質・能力を有しているとして卒業を認定し、学士(政治学)の学位を授与します。
- DP1.
- 政治と行政の歴史・基礎理論・制度・政策に関する知識と幅広い教養を修得し、それらを活用して誠実に仕事を行い、信念と責任を持って貫き通す力を身に付けている。
- DP2.
- 政治と行政に関する知識をもとに、地域社会を支える人材として現代社会の課題を総合的観点から適切に分析し、表現し、対応できる力を持っている。
- DP3.
- 世のため、人のために尽くす公徳心を有し、行政・産業・地域の課題について学び続け、修得した知識を活用して広く社会に貢献する意欲と能力を持っている。
- DP4.
- 歴史や文化を尊重し多様な価値観を認める包容力を持ち、他者と協働しながら、行政・産業・地域の課題について改善に取り組む意欲を持っている。
経済学科は、所定の単位を修め、必修科目履修等の条件を満たすことで、次の資質・能力を有しているとして卒業を認定し、学士(経済学)の学位を授与します。
- DP1.
- 経済の歴史・基礎理論・制度・政策に関する知識と幅広い教養を修得し、それらを活用して誠実に仕事を行い、信念と責任を持って貫き通す力を身に付けている。
- DP2.
- 経済学的な考え方を用いて、社会問題に関する定性的、定量的な分析を試み、解決策を探る力を持っている。
- DP3.
- 世のため、人のために尽くす公徳心を有し、経済学的素養を持つ人材として常に専門家の最新の議論に耳を傾け、修得した知識を活用して広く社会に貢献する意欲と能力を持っている。
- DP4.
- 歴史や文化を尊重し多様な価値観を認める包容力を持ち、他者と協働しながら、日本と世界が抱える多くの経済的課題に対して改善に取り組む意欲を持っている。
教育課程編成・実施の方針「カリキュラム・ポリシー」(CP)
政経学部は、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)で掲げる能力や態度を身に付けるために教育課程を編成し、それらの系統的な履修によって教育目的を達成します。
政経学部では、政治行政学科、経済学科ともにコース制を設けています。政経学部のコース制は、多様な人材育成を目標とした、届け出の必要がない緩やかな仕組みが特長となっています。希望する進路に向けての学びとして、コース内はもちろんのこと、コースを横断するなど、学生自身にあった科目選択が可能となっています。
教育内容、教育方法、学修成果の評価については、次のように定めます。
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教育課程・内容
- 幅広く深い教養と総合的判断力を培い、豊かな人間性を涵養し、専門分野と調和・発展させることを目的とした「全学共通教育科目」を設けています。
- 「外国語科目」を設け、英語や他の言語を学び、コミュニケーション能力の充実を図ります。なお、英語に関しては、入学直後に実施する TOEIC Bridge の結果に応じた習熟度別クラスに分けることによって、きめ細かな学修環境を設けています。
- 「専門科目」では、スムーズな大学生活への導入を促進し、専門力と人間力の基礎を育てるために、「初年次ゼミナールⅠ・Ⅱ」を1年次の必修科目として設けています。
また、政治学を体系的・系統的に学べるために、政治と社会の関係について学ぶ「政治と人間コース」、公務員になるための基礎知識を学ぶ「公務員養成コース」、国際政治や外交について学ぶ「国際関係・地域研究コース」を置き、多様な選択必修科目、選択科目を設けています。
- 総合大学である本学の特長を生かし、専門に偏らず、見識を広め、学生自身の学修・研究の達成感をより高めるために、他学部や他学科の授業を履修できる他学部他学科履修制度を設けています。
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教育方法
- 講義、実験・実習・実技や体験学習とバランスよく組み合わせて学修成果を高めます。
- 講義支援システムを活用することで、講義の予習・復習をはじめ、アクティブ・ラーニングや問題発見・解決型学習、反転授業などの実施を容易にし、学んだ知識の理解を深めます。
- 教員による学年担任と、職員による学生係を置き、将来の目標に合わせた学修相談指導並びに学生生活指導を行い、学修環境と生活環境の支援を行います。
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学修成果の評価
- 各授業科目については、到達目標や成績評価の基準と具体的評価方法をシラバスに明示して学生に周知したうえで、公正で厳格な成績評価を実施します。
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教育課程・内容
- 幅広く深い教養と総合的判断力を培い、豊かな人間性を涵養し、専門分野と調和・発展させることを目的とした「全学共通教育科目」を設けています。
- 「外国語科目」を設け、英語や他の言語を学び、コミュニケーション能力の充実を図ります。なお、英語に関しては、入学直後に実施する TOEIC Bridge の結果に応じた習熟度別クラスに分けることによって、きめ細かな学修環境を設けています。
- 「専門科目」では、スムーズな大学生活への導入を促進し、専門力と人間力の基礎を育てるために、「初年次ゼミナールⅠ・Ⅱ」を1年次の必修科目として設けています。これに続いて2年次の「基礎ゼミナール」、3年次の「専門ゼミナールⅠ」、4年次の「専門ゼミナールⅡ」についても少人数での演習科目として必修としています。加えて、経済学の基礎を周辺知識から分かりやすく教える入門科目「経済理論基礎(ミクロ経済学)」「経済理論基礎(マクロ経済学)」を1年次の必修科目として設置し、経済学の学びの良いスタートが切れるように工夫しています。また、経済学を体系的・系統的に学べるために、「経済専門人材育成コース」「税務・会計専門人材育成コース」「専門企業人育成コース」「国際企業人育成コース」「公共人材育成コース」「データ分析人材育成コース」の6つのコースを置き、多様な選択必修科目、選択科目を設けています。
- 総合大学である本学の特長を生かし、専門に偏らず、見識を広め、学生自身の学修・研究の達成感をより高めるために、他学部等の授業を履修できる他学部他学科履修制度を設けています。
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教育方法
- 講義、実験・実習・実技や体験学習とバランスよく組み合わせて学修成果を高めます。
- 講義支援システムを活用することで、講義の予習・復習をはじめ、アクティブ・ラーニングや問題発見・解決型学習、反転授業などの実施を容易にし、学んだ知識の理解を深めます。
- 教員による学年担任と、職員による学生係を置き、将来の目標に合わせた学修相談指導並びに学生生活指導を行い、学修環境と生活環境の支援を行います。
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学修成果の評価
- 各授業科目については、到達目標や成績評価の基準と具体的評価方法をシラバスに明示して学生に周知したうえで、公正で厳格な成績評価を実施します。
入学者受入れの方針「アドミッション・ポリシー」(AP)
政経学部は、激動する現代社会において、人間性に富み、政治、経済分野の学際的知識を活用できる力を備え、トップマネジメントおよびミドルマネジメントの中心的役割を担う人材になりたいとの強い意欲を持つ学生を受け入れます。
また、このような入学者を適正に判定するために、政治行政学科・経済学科のそれぞれにおいて、学科ごとに掲げる観点から、多様な方法による入学者選抜を実施します。
政治行政学科は、激動する現代社会において、人間性に富み、特に政治行政分野の学際的知識を活用できる力を備え、トップマネジメントおよびミドルマネジメントの中心的役割を担う人材になりたいとの強い意欲を持つ学生を受け入れます。
また、このような入学者を適正に判定するために、次に掲げる観点から、多様な方法による入学者選抜を実施します。
- AP1.
-
[知識・理解・技能]
政治行政学科の教育を受けるのに必要な基礎学力としての知識、あるいは秀でた実技能力を有している。
- (AP1-1)
- 英語、国語、地理歴史、公民、数学、理科などについて、高等学校などで身に付けるべき標準的な知識を有している。
- (AP1-2)
- スポーツ活動において優秀な成績を収め、入学後、スポーツ活動を継続する意欲と卒業条件を達成する強い意志を有している。
- AP2.
-
[思考力・判断力・表現力]
社会、国家、国際社会のあるべき姿や課題について、これまでに学んだ知識や情報をもとに論理的に考え、その結果を他者にわかりやすく説明できる。
- AP3.
-
[主体性・多様性・協働性]
主体性と公共の精神をもって多様な人々と協働する態度や、人間性と専門性をともに自ら育む意欲を有している。
- (AP3-1)
- 高等学校等在学期間に、生徒会等委員会、芸術文化、ボランティア、文化・スポーツクラブ等の諸活動を通じて、主体性と協働性を涵養している。
- (AP3-2)
- 幅広い教養と、学際的専門性を身につけることを目標とし、公徳心を持って社会を取り巻く諸問題を解決しようとする意欲を有している。
【入学前に身に付けておくべきこと】
- 基本的な言語(母語・外国語)理解、表現能力および数理的思考能力を有していること。
- 社会の動きに興味を持ち、日常的にニュースを読み、自らの考えや意見が述べられるようにすること。
- 文章読解能力および記述能力を有すること。
経済学科は、激動する現代社会において、人間性に富み、特に経済分野の学際的知識を活用できる力を備え、トップマネジメントおよびミドルマネジメントの中心的役割を担う人材になりたいとの強い意欲を持つ学生を受け入れます。
また、このような入学者を適正に判定するために、次に掲げる観点から、多様な方法による入学者選抜を実施します。
- AP1.
-
[知識・理解・技能]
経済学科の教育を受けるのに必要な基礎学力としての知識、あるいは秀でた実技能力を有している。
- (AP1-1)
- 英語、国語、地理歴史、公民、数学、理科などについて、高等学校などで身に付けるべき標準的な知識を有している。
- (AP1-2)
- スポーツ活動において優秀な成績を収め、入学後、スポーツ活動を継続する意欲と卒業条件を達成する強い意志を有している。
- AP2.
-
[思考力・判断力・表現力]
社会、国家、国際社会のあるべき姿や課題について、これまでに学んだ知識や情報をもとに論理的に考え、その結果を他者にわかりやすく説明できる。
- AP3.
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[主体性・多様性・協働性]
主体性と公共の精神をもって多様な人々と協働する態度や、人間性と専門性をともに自ら育む意欲を有している。
- (AP3-1)
- 高等学校等在学期間に、生徒会等委員会、芸術文化、ボランティア、文化・スポーツクラブ等の諸活動を通じて、主体性と協働性を涵養している。
- (AP3-2)
- 幅広い教養と、学際的専門性を身につけることを目標とし、公徳心を持って社会を取り巻く諸問題を解決しようとする意欲を有している。
【入学前に身に付けておくべきこと】
- 基本的な言語(母語・外国語)理解、表現能力および数理的思考能力を有していること。
- 社会の動きに興味を持ち、日常的にニュースを読み、自らの考えや意見が述べられるようにすること。
- 文章読解能力および記述能力を有すること。