コース紹介

リレーエッセイ企画「私と学問」

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本企画では、文学部の専任教員が「どんな専門なのか」「何が勉強できるのか」といった内容を中心に、受験生の皆さんへのメッセージを含めたショートエッセイを執筆しました。どうぞお楽しみください。更新は不定期です。

平安時代の貴族の複雑な心情を読み解く

松野 彩(まつの あや)准教授(専門分野:日本文学)

 専門は日本古典文学、特に平安時代の物語(うつほ物語・源氏物語)です。古典文学になにげなく描かれている風景や衣装などを、貴族の生活・文化という視点から読み解くと、思いがけない意味や、登場人物の複雑な心情が読み取れます。授業では貴族の生活・文化を学びながら古典文学を身近に感じてもらえると嬉しいです。

  • 松野彩先生写真1
  • 松野彩先生写真2

<2020年8月28日(金)掲載>

朧月夜の魅力に導かれ……

中村 一夫(なかむら かずお)教授(専門分野:日本語学)

 大学の授業で読んだ源氏物語の花宴巻がことのほか面白く、とりわけ朧月夜という女性の魅力に惹かれました。もっと知りたいという思いは、自然と自らの歩を進めさせることになり、気がついたら古代日本語の沼にどっぷりと浸かっていました。もともとは小学校の先生になりたかったのに、不思議な縁に導かれるまま、今日に至っています。文学部で学ぶ人文科学は人間の幸福の実現と深い関わりを持つ学問領域です。好きなものに取り組む豊かな時間は、やがて人や社会のためになり、なにより自分自身の価値を高めるものとなるでしょう。

ドキュメント国士舘:文学部の想像

  • 中村一夫先生写真1

<2020年9月2日(水)掲載>

国語科の実践的指導力を育む

松崎 史周(まつざき ふみちか)准教授(専門分野:教科教育学、初等中等教育学、日本語学)

 専門は国語科教育、特に文法指導について研究しています。授業では小説や評論、古典など「読むこと」の学習指導を中心としつつも、「話すこと・聞くこと」「書くこと」の学習指導や言葉に関する事項の扱い方なども学び、国語の各分野をしっかりと授業できる実践的な指導力を育成していきます。

ドキュメント国士舘:文学部の実直

  • 松崎史周先生写真1
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<2020年9月4日(金)掲載>

作品の謎解きを通じた多様な解釈を得る

平 浩一(ひら こういち)教授(専門分野:日本文学)

 太宰治などを中心に、日本近代文学を研究しています。授業では、小説に何らかの「謎」を見つけ、いろいろな方法で「謎解き」をしていきます。徐々に、全員が自力でそれを行えるようになり、さらに、他の学生の「謎解き」にも触れていきます。その過程を通じて、同じ小説でも様々な読み方が可能になり、より楽しめるようになる筈です。

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<2020年9月7日(月)掲載>

漫画を映画化すると何が起こる?

田代 真(たしろ まこと)教授(専門分野:映画研究、比較文学・文化)

 専門は比較文学・文化、特に文学と映画の比較です。皆さんの日ごろ親しんでいる映像というメディアは、多くの場合、小説や漫画を原作とすることが多いですよね。原作から映画になることでどんな変貌が起こるのでしょうか?そんなことを手掛かりに皆さんと一緒に文学や文化について考えていければ嬉しいです。

  • 田代真先生写真1

<2020年9月16日(水)掲載>

日本人が取捨選択してきた中国文化

松野 敏之(まつの としゆき)教授(専門分野:中国思想・江戸儒学)

 中国の考え方や習慣は日本に大きな影響を与えましたが、それは日本人がそのままに受容したということではありません。授業では中国の思想・文化がどのようなものであったか、日本人がどのように発展させていったかについて取りあげます。影響と展開を検討してこそ見えてくる日本らしさというものもあるでしょう。

  • 松野敏之先生写真1
  • 松野敏之先生写真2

<2020年10月2日(金)掲載>

人々を魅了する江戸時代の文学とは?

村田 裕司(むらた ゆうじ)教授(専門分野:日本近世文学)

「近世文学」と言って、江戸時代の文学が専門です。江戸時代の文学は、実に多種多様で、笑いや遊びや怪異や幻想や恋や醜聞など、知的なものから下世話なものまでさまざまな要素があふれています。江戸時代の文学を手がかりに、文学の面白さと可能性を示したいと思っています。

  • 村田裕司先生写真1

<2020年10月5日(月)掲載>

過去の思想を研究し、自分を見つめ直そう!

吉原 裕一(よしはら ゆういち)准教授(専門分野:日本思想史、倫理学)

「日本人の心って何だろう?」をテーマに、日本の先人たちが何を生きがいとし、何を信じ、何を愛し、自己の人生に納得して死んでいったのかを探究しています。日本の文学作品や思想書を読んで読んで読み抜き、自分が「これだ!」と思える答えが出るまで考え抜く。過去の思想の探究は、自分探しの旅でもあります。自分を見つめなおすことの楽しさを、ぜひ知ってください。

  • 吉原裕一先生写真1
  • 吉原裕一先生写真2

<2020年10月5日(月)掲載>



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