コース紹介

リレーエッセイ企画「私と生徒」

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本企画では、文学部の専任教員が「どんな専門なのか」「何が勉強できるのか」といった内容を中心に、受験生の皆さんへのメッセージを含めたショートエッセイを執筆しました。どうぞお楽しみください。更新は不定期です。

卒論を通じて受け継がれるゼミの文化

郡司 菜津美(ぐんじ なつみ)講師(専門分野:教育心理学)

 4年間の学びの集大成である「卒業論文」は、郡司ゼミが一丸となって立ち向かう一大イベントです。3年生でゼミに入るとすぐに「卒業研究のテーマは何か」ということについて考え、論文の検索、卒論一次計画書の書き方などを4年生に教わり、「卒業論文」という活動に参加していくことになります。4年生が「分析手伝って」「論文の推敲お願い」と依頼すると、3年生は快く「来年の予行演習だ! ドキドキする!」と引き受けてくれますし、12月10日の提出間近になると「卒論提出まであと○日」と書かれたカレンダーを研究室の扉にかけて応援してくれます。そんな彼らが4年生になると、また新たな3年生が郡司ゼミに入り、同じように学び合いが始まるのです。郡司ゼミの文化はこうして作られ、維持され、変わり続けていきます。未来の郡司ゼミ生のあなた、郡司ゼミの文化を一緒に作っていきませんか。

  • 郡司菜津美先生写真12019年度ゼミ中の一コマ
  • 郡司菜津美先生写真22019年度卒論生の口頭試問

<2020年12月1日(火)掲載>

「学生っていいな!」と感じる瞬間

栗栖 淳(くりす じゅん)教授(専門分野:教育学)

 これまでに、私立や国公立など、短期大学も含めて複数の大学で多くの学生のみなさんにかかわる機会がありました。私が学生時代を過ごした頃のややのんびりとした学生たち、私が憧れていた1960年から1970年あたりのエネルギッシュな学生たちと比べると、今の学生のみなさんは、概してとても落ち着いていてまじめだなと思います。私のゼミの学生に限ると、すこし遊び好きな、遊び過ぎな学生も多いのですが。でも、そうした彼ら/彼女たちが、研究室や一緒に一献を傾ける席で、例えば卒論や進路の話をするとき、例えば友人や将来の話をするとき、素晴らしく若々しく、時に大人で、しっかりした考えを持っていることに気がつかせられることが多々あります。
 そんなとき、“ああ、学生っていいな!”と、心の底から思います。高校生のみなさんを大学は楽しみに待っています!!

<2020年12月15日(火)掲載>

学生との「雑談」から生まれるもの

後藤 貴浩(ごとう たかひろ)教授(専門分野:スポーツ科学、地域研究、社会学)

 私にとって国士舘大学は5校目の勤務校になります。それぞれの大学や学科によって、学生との関係のあり方も異なりますが、共通して続けていることもあります。その一つに、研究室(ゼミ室)へ気軽に立ち寄ってもらうということがあります。
 そこで繰り広げられる「雑談」はとても楽しく、私の仕事の活力にもなっています。しかも、ただ楽しいだけではなく、勉強になることもたくさんあります。
 現在、私は卒業生と一緒に立ち上げたNPO法人(http://www.hitodukuri.com/)の運営に携わっています。このNPO法人も「雑談」から生まれたものです。学生さんたちとは、NPO法人の活動を通して、卒業後も楽しい時間を過ごさせてもらっています。

<2020年12月22日(火)掲載>

和気あいあいとよく学びよく学ぶゼミ

桜井 美加(さくらい みか)教授(専門分野:臨床心理学)

 私の専門領域は臨床心理学です。私の理想とするゼミは、「和気あいあいとよく学びよく遊ぶ」です。季節ごとに春はお花見、夏は花火大会にバーベキュー、秋はハロウィンパーティ、冬はクリスマスを楽しみます。ゼミ合宿ではキャンプをしたり、ミニチュアゴルフやテニスなどスポーツに興じたり、旅行を一緒にします。勉強は心理学の本をじっくりと読み、発表や質疑応答することで、専門的な知識を深めます。卒業論文は好きなテーマで取り組んでよいのですが、ゼミ生同士でサポートしあうこともあわせて学びます。授業では、グループワークを取り入れたアクティブラーニングの形式で進めます。特にケーススタディをするときは、自分が中学校の担任教師だとしたら、不登校で悩んでいる子どもにどのような声掛けをするか考えてもらいます。キャンパスは活気にあふれており、皆さんもきっと楽しいキャンパスライフを送ることができると思います。

<2021年1月12日(火)掲載>

ソフトテニス部の思い出

助川 晃洋(すけがわ あきひろ)教授(専門分野:教育学)

 前任校・宮崎大学で、ずっとソフトテニス部の顧問をしていた。部の目標は、団体戦九州リーグで1部に上がること。高校の有力選手をスカウトできないどころか、経験者の確保すらままならないだけに、とても無理。そう思い込んでいたが、まさかが起きた。
 ある年、春に女子が昇格。秋には男子が入替戦に進み、夜間の激闘を制して悲願達成。歓喜の瞬間の記憶は、暗闇とは逆に、いまもカラフルなままだ。こうした経験があるからこそ、「教師になって、部活の指導がしたい」という国士舘によくいる学生の気持ちが、私には(私なりに)わかる。教職科目担当者として応援したい。

<2021年1月22日(金)掲載>

学生からも学ぶことの多かったゼミ旅行

太田 麻衣子(おおた まいこ)准教授(専門分野:歴史学)

 私の専門は歴史学ですので、ゼミ旅行では「普段の観光では見過ごしがちな歴史や伝統、文化にまで踏み込むこと」を目標に、各地の史跡を巡りました。そうしたややマニアックな旅行を、教育学を専門とする学生たちがどのように受け取るのか、旅行前は少し気がかりだったのですが、実際に行ってみると、最後には学生たちが自ら石碑を見つけてはその内容を確かめにいくなど、自主的に歴史を掘り下げるようになっており、彼らの楽しそうな様子に、私もほっとすると同時にとても嬉しくなりました。
 そして、「さすが教育学の学生!」と感心したのが、常に個々人がそれぞれで状況を楽しみつつも、周りを思いやりながら行動していたことです。なかには自分が将来、修学旅行で生徒たちを引率することを意識しながら動いていた学生もおり、彼らの和を大切にする心・夢に向かって成長しようとする姿には、教員の私も学ぶところが多く、とても心に残る旅行となりました。

<2021年2月2日(火)掲載>

自ら学ぶ学生の姿に学ぶ

川本 哲也(かわもと てつや)講師(専門分野:教育心理学、社会心理学)

 私自身が大学を卒業して10年以上が経ちました。学生だった頃の私は、学業よりもアルバイトを優先してしまっているような学生でした。アルバイトでの経験がきっかけで、大学で学ぶ内容を変えてしまったほどです。もともとは生物学を学んでいましたが、気づいたら教育心理学を学ぶようになっていました。
 学生を指導する立場になり、さまざまな授業で学生と関わる中で、学生一人一人が自分の興味や関心に基づき、さまざまなことに意欲的に取り組む姿を目にするようになりました。授業での学びに一生懸命取り組む学生もいれば、ボランティアなどの課外活動に熱心な学生もいます。ただその姿は、皆とてもしっかりとしています。「主体性」や「探求的な態度」という学びにおいて重要な要素が、自ら学ぶ中で自然と身についていっているのがうかがわれます。そのような学生の姿は、大学での学びは必ずしも授業だけで得られるものではないと、私に気づかせてくれたと思っています。


<2021年3月2日(火)掲載>

学校現場へ巣立っていくゼミ生たち

鈴木 裕子(すずき ゆうこ)教授(専門分野:教育学)

 鈴木ゼミは、今でこそ養護教諭志望者が多くなりましたが、当初は保健体育教員免許の取得を目指す学生さんもいました。大学教員として遅いスタートだった私は、それまで教育委員会で夜遅くまで問題対応に当たっていた毎日から、明るく元気な学生さんたちとの毎日へのコペルニクス的転回に圧倒されたことを思い出します。それから10数年。のんびりした少人数のゼミですが、毎年数人が教員として学校現場へと巣立っていきます。2017年の国士舘100年祭では、養護教諭になって活躍している卒業生が集まり学び合いをしました。これからも後輩たちがその後に続けるようにサポートしていきます!

  • 鈴木裕子先生写真1100年祭で行った養護教諭のグループワーク
  • 鈴木裕子先生写真2お楽しみはみんな大好きスイーツ♡

<2021年3月5日(金)掲載>

「学びの種」を一緒に見つけよう

本間 貴子(ほんま たかこ)講師(専門分野:特別支援教育、知的・発達障害教育)

 私は知的障害教育が専門ですが、私自身は大学時代、最初から特別支援教育に興味があったわけではなく、芸術系の学部で彫刻をやっていました。大学時代に受けた特別支援関係の授業や養護学校(今の特別支援学校)の先生との出会いがあり、知的障害教育に興味を持つようになりました。このように、最初は自分には興味がないし関係がないと思っていたことでも、もしかしたら「学びの種」になり育てることができるかもしれません。大学時代は「これは関係ない」という気持ちではなく「ちょっと経験してみよう!」という前向きな気持ちで学びの種を見つけてほしいと思います。ですので、例えばゼミ旅行の旅程には、市内巡検のほか、障害のある方の教育・福祉・支援を学ぶことができる見学を必ず1つは入れます。ゼミの学生の中には、特別支援教育にはあまり興味がないという学生さんもいますが、そうした学生さんにとっても、見学した経験が学びの種となり、さまざまな立場から物事を考えるきっかけになるようです。一緒に「学びの種」を見つけませんか?

<2021年3月9日(火)掲載>

キュウリの問題

松浦 孝明(まつうら たかあき)准教授
(専門分野:特別支援教育、アダプテッド・スポーツ科学)

 国士舘大学で特別支援学校教員を目指す学生たちと学び始めて2年。ゼミでは3年生8人と楽しく過ごしています。特別支援学校からスタートした教員生活を振り返ると、教員1年目に小学4年生のA子さんに質問された一言が忘れられません。A子さんは、放課後私のそばに来ると「先生あのね、キュウリにお箸を刺すでしょ。そのあとお箸を抜くと何で穴が空いてるの?」と聞いてきました。今まで疑問に思ったこともないことが、彼女にとってはとても不思議なことでした。一生懸命説明しましたがタイムアップ。A子さんは、わかったようなわからなかったような顔で「ふーん」と言い残して帰ってしまいました。その場に残された自分は、身の置き所がないようななんともいえない気持ちを感じていました。あの時「何を」「どのように」伝えればA子さんに「わかった!」と言ってもらえたのか、いまだにキュウリを見ると考えることがあります。
「キュウリの問題」、これからゼミの学生たちと一緒に考えていこうと思います。

<2021年3月12日(金)掲載>

学生に伴走できる歓び

武藤 拓也(むとう たくや)准教授(専門分野:社会科教育学)

 ゼミ旅行でソウルを訪問したことがあった。格安パック旅行で一泊三日の強行スケジュールであった。宿泊は相部屋であった。たまたま男子学生が一名だったので私と同室となった。朝方5時ごろだったとおぼろげながら記憶しているが、熟睡できずにうとうとしていたところ、隣のベッドで寝ていた学生が突然ガバッと起きあがり、激しく楽器を演奏する仕草をしながら英語でひとしきりシャウトして、またバタっと寝てしまった。
 本人から音楽の道と教職の道とで迷っているとは聞いていたが、本当に音楽が好きなのだなとその時に思った。
 現在彼はsumikaというバンドでギターを弾いている。学生時代に大きな決断をし、その道を走り続けて夢を叶えた。平坦な道ではなかったと思う。短い時間ではあっても彼に伴走し、重要な分岐点に立ち会うことができた。
 大学生時代に何らかの人生の節目を迎える人は多い。そのような場面に立ち会えることは大学教員の得難い歓びの一つである。

<2021年3月16日(火)掲載>

国士舘大学の魅力ある教員・研究者を紹介します!

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国士舘大学の大学案内が、WEB版になって登場です。大学ならではの授業の雰囲気がわかるムービーをはじめ、先生や先輩の紹介、そしてイベントレポートまで。国士舘のリアルがわかるサイトを、ぜひご覧ください。

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