「イノベーション・ジャパン2025大学見本市」が、8月21日・22日に東京ビッグサイトで開催され、本学理工学部の神野誠教授が「実用化加速!低侵襲微細手術ロボット&ラボオートメーション技術」と題して出展し、研究成果を紹介しました。


神野教授は、ロボ・メカ技術の中でも、特に、機構とその制御技術を活用し、医療関連従事者を支援するためのロボットやデバイスの開発に取り組んでいます。
会場では、眼球内手術などの微細手術を支援するためのデバイスや、マイクロチューブキャッパーなどのラボラトリーオートメーションを展示し、次々と訪れる来場者の質問に応じました。
また、8月21日には出展研究者ピッチプレゼンテーションにも登壇し、今回の出展内容についてプレゼンテーションしました。
会期中、会期後には、神野教授のもとに複数の企業から詳細の資料請求、ロボット見学、技術打合せの依頼があるなど研究に注目が集まっています。
本見本市は、全国の大学等の技術シーズを一堂に集めて企業へ紹介し、産学連携の推進、技術移転のきっかけとなる場を提供することにより、産業活動の活性化を目指す産学連携マッチングイベントで、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主催、文部科学省が共催しました。
本学が出展する「大学等シーズ展示」には、日本全国の大学等機関から特許出願済みの技術シーズが291ブース出展しました。そのほか、今回は初の大学認定ベンチャー企業の出展もあり、アカデミアと企業、研究者間の交流および連携の場として、また新たな共同研究締結やライセンス契約締結への場として、本見本市の期待が高まっています。


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