2025.06.02

インドネシア人医師(防災・救急救助総合研究所の訪問研究員)がゲストスピーカーとしてジャクファル准教授のゼミに参加しました

21世紀アジア学科 准教授 ジャクファル イドルス
防災・救急救助総合研究所 准教授 石﨑 貴

5月30日、国士舘大学防災・救急救助総合研究所の訪問研究員、アリ・へダー氏(インドネシア人医師)が、21世紀アジア学部のジャクファル・イドルス准教授のゼミにゲストスピーカーとして参加し、多くの学生と交流しました。

本ゼミにはインドネシアなど海外留学経験のある学生も多く在籍しており、英語、インドネシア語、日本語を織り交ぜながら、インドネシアの文化や慣習などについて講義や意見交換などが行われ、21世紀アジア学部らしい交流となりました。

訪問研究員のアリ氏は、インドネシアの文化習慣を紹介しつつ、「グローバル化が進展する現代社会において、特に21世紀アジア学部の学生は、パーソナル・ブランディング(自身の強みや価値観、専門性などを明確化し、それを戦略的に他者に効果的に伝えること)が重要」と熱く語りかけました。

アリ氏は、本年1月から本学の訪問研究員として1年間在籍し、防災・救急救助総合研究所の石﨑貴准教授の指導の下で、病院前救急医療や災害医療に関する様々な教育研修プログラムに参加しており、日本での生活を通じて文化や慣習にも触れながら研究を進めています。

この交流は、ジャクファル准教授と石﨑准教授が、同じ東南アジアに関わる研究者として協力し企画したものです。本学では、このような学部等の垣根を超えた学際的な取り組みを進めていきます。

アリ氏による講義の様子