5月27日、タイ王国のシラパコーン大学(Silpakorn University)から、教員や大学院生など7人が視察研修のため、本学大学院救急システム研究科に来訪しました。
本視察研修は多摩キャンパスで実施され、救急システム研究科長・田中秀治教授による日本の救急医療体制および救命士教育に関する講義が行われ、防災・救急救助総合研究所の石﨑貴准教授のファシリテートのもと、本学教員や大学院生、訪問研究員(インドネシア人医師)との間で活発な意見交換も行われました。また、体育学部スポーツ医科学科の実習を視察し、学生指導における大学院生の活躍を目の当たりにするなど、日本における救急救命士教育に対する理解を一層深める機会となりました。
シラパコーン大学は、タイを代表する国立大学の一つであり、特に芸術分野においては国内最高峰の大学です。同大学理学部大学院には、看護師、救急救命士、弁護士、警察官など多様な専門職が在籍しており、法医学に関連する分野でキャリアアップを目指す専門家の育成を進めています。特に、救急救命士と捜査機関との連携に関する研究を進めており、近い将来、本学大学院救急システム研究科との連携による共同研究の展開が期待されます。

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