政経学部経済学科の佐藤恵ゼミはボランティア活動を通じた地域活性化プロジェクトに取り組んでいます。
本プロジェクトは、千葉県印旛郡栄町企画財政課の協力のもと「栄町を栄えさせよう!」をキャッチフレーズとして「栄町第5次総合計画後期基本計画」に掲げられたプロジェクトから、4つの課題(移住政策・産業活性化・協働まちづくり・防災(仮))の解決に向けて調査・研究を行っています。
本プロジェクトは、社会貢献活動に興味をもった学生が多くいたことがきっかけで始動し、社会で通用する主体性・実行力・課題発見力・発信力の向上を達成目標に掲げています。
11月21日 街中のごみ拾いをしよう!
11月21日に行われた「街中のごみ拾いをしよう!」では、専門ゼミナールⅠを受講する学生4人が、2024年2月18日に開催する「リバーサイドさかえドラムマラソン」に向け、コース周辺を清掃を行いました。学生らは、栄町のALT(外国語指導助手)の先生と共に全国から参加するランナーが気持ちよく走れるよう熱心にごみ拾いを行いました。
清掃を終えた学生は、本活動に参加した住民の方から、自治体に関する意見を聞くなどして栄町の発展に向けた調査を行いました。


10月21日 SAKAEリバーサイドフェスティバル
10月21日に行われたSAKAEリバーサイドフェスティバルでは、専門ゼミナールⅠを履修する2名がボランティア参加しました。主なボランティア内容は、チラシ配布や写真撮影など会場での宣伝活動のほか、自治体職員とともに各種イベント運営に従事しました。


10月4日 企画財政課による講演を聴講
10月4日には、専門ゼミナールⅠを履修する学生18人、基礎ゼミナールを履修する学生4人の計22人が千葉県印旛郡栄町の企画財政課を訪れ、同課職員による講演を聴講しました。講演では、「栄町第5次総合計画後期基本計画」の概要と課題について話され、学生は質問などをしながら、熱心に話を聞きました。
講演後、「栄町ならではの産業を展開し、産業の活性化を図ることが定住や教育、雇用の向上にもつながり、より魅力的な町になると思う」「栄町を選んで移住してくる人たちはどこを決め手に栄町を選んだのかについて気になった。まだ栄町がどういった町なのかを分かっていないためもっと理解を深めて行きたいと思った」など、栄町の活性化について熟考する貴重な機会となりました。


9月12日 千葉県印旛郡栄町に表敬訪問
9月12日には、5人の学生が栄町に訪問し、特産品である「どら豆」を用いたお菓子(どら豆生カステラ)を開発した「割烹金田屋」の勝田和世氏および栄町で米農家を営みながら宮崎県都城市の「みやこんじょ大使」として地域活性事業に尽力されている新海和夫氏から、栄町の農業の現状について話を聞きました。
その後、栄町の橋本浩町長と古川正彦副町長を表敬訪問し、町長より「町外の大学生の目線で町の課題を指摘し、町の魅力を発見いただくことを大変期待している」とあいさつがありました。その後、 町内の観光地に実際に足を運び、地域活性化のヒントを探しました。
参加した学生は「栄町を訪れ、自然の美しさと美味しい食べ物に感動した。多くの人に栄町を知ってもらうため、発展に寄与できる方法を模索したい」「よりよい町にするために、さまざまな企画に取り組んでいることを知った。今後さまざまな方と関わっていくのが楽しみ」「訪問したことで本プロジェクトに対する意識が変わった。次回は、実際に町を歩き、魅力アピールにつなげられるヒントを探したい」などと話し、次回に向けての意気込みを語りました。



