令和7年度総合防災訓練が10月14日に多摩キャンパスで実施され、学生・教職員ら約750人が参加しました。
訓練は、授業時に首都直下地震などの大規模地震が発生し、建物の一部損壊および負傷者が発生するなどの被害を想定して行われました。
学生は個々人および集団行動時の安全確保を遵守しながら移動し、避難ルートの確認を行いながらラグビー・アメリカンフットボール場へ避難しました。
また、教員は学生への避難指示、職員は各建物での逃げ遅れの確認や避難誘導を行いました。
避難後は、職員による緊急時の安否確認サービスの説明、多摩消防署による初期消火訓練、本学防災・救急救助総合研究所による傷病者の搬送を想定した避難搬送訓練が行われました。
その後、多摩消防署の伊藤彰予防課長が「首都直下地震が発生した際は整理・整頓・清掃の3つの"S"を日頃より徹底しておくことで迅速な避難につながる。国士舘大学の皆さんも日頃からの予防策を意識し、地域の安心・安全に貢献してほしい」と訓練の講評をしました。
最後に、古田仁志体育学部長が「協力して行動し、迅速に避難していたことは素晴らしかった。訓練を通じて、災害時の迅速な対応と安全確保について再認識できたのではないか」と所感を述べ、「防災を学園全体の取り組みとして捉える文化を育み、教育機関として学生の安全確保はもちろんのこと、社会に防災意識を発信する役割を果たしていかなければならない」と総評し、訓練が終了しました。
本学では、学生および教職員が一体となり、学園全体として防災への取り組みを進めています。本訓練は、消防計画に基づく訓練として位置付けており、毎年各キャンパスで実施しています。
.webp)
.webp)
.webp)
.webp)
.webp)
.webp)
.webp)
.webp)