大学男子柔道部の部員(当時)6名が大麻を使用した疑いがあるとして、本学は、本事案発覚直後から男子柔道部を無期限の活動停止としてまいりました。
活動停止期間中には、大学として事実関係の調査を実施し、当該不祥事学生以外の男子柔道部員に違法薬物使用の疑いがある者が認められないことを確認しました。また、男子柔道部員に対し、違法薬物乱用防止講習会と、本事案に向き合うためのアクティブラーニング講習会を実施しました。関係諸団体にもご意見をいただきながら検討・調整を進め、このたび無期限活動停止の解除を令和7年8月21日付で決定し、8月25日より男子柔道部としての活動を再開することといたしました。
今回の事態を大学として深く反省し、指導体制の見直し、寮内における管理運営体制の整備など、再発防止に向けた取り組みを行ってまいりました。
活動再開にあたり、本学は改めて教育機関としての社会的責任を強く認識し、今後このような事態を起こすことのないよう、継続的な指導および再発防止に向けた環境整備を徹底してまいります。
なお、今後は早期に新たな指導体制を整え、対外試合への出場については、関係団体と緊密に相談の上で判断に従ってまいります。
関係者の皆様、地域の皆様には、多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。
本学学生の不祥事に関する対応について
令和7年8月22日
国士舘大学 学長 田原 淳子