
経験豊富な先生方、そして部活での経験も活かし東京消防庁に就職

部活・サークルではどのような活動をしていますか?
ライフセービング部に所属しています。海辺の事故ゼロを目指して主に伊豆半島、千葉の海水浴場で監視活動を行っています。監視活動をするために、すべての部員が日本ライフセービング協会が開催する講習を受講し、認定ライフセーパーの資格を取得しています。実際の監視活動では、大学内の実習と異なり常に変化する環境下で活動しているため、不測の事態への対応力や忍耐力、それらに対応し得る体づくりなどを学ぶことができました。楽しい事だけではなく、苦しいときもあるライフセービングではありますが、部員数が60名ほどおり、僕の同期は21人もいるため、どんなことがあっても楽しい”に変えることができ、最高の4年間を過ごすことができました!

国士舘大学での学生生活で一番嬉しかったこと・楽しかったことは何ですか?
ライフセービング部での活動です。夏は海水浴場で人の命を守り、夏以外では、暇さえあれば仲間と海に行き、きついトレーニングをしたり波に乗ったりして、目に見える成長が感じられ、楽しかったです。トレーニングだけでなく、同期や後輩とたくさん騒いだことも楽しかった事として思い出されます。また、ライフセービングを通じて他大学の学生や社会人ライフセーバーとのコミュニティもできるので、社会経験としても非常に有意義でした。社会人ライフセーバーの方々には、現職の消防官が多く在籍されているので、就職活動へのアドバイスや職場の事などをお聞きすることができ、ライフセービング部での活動のすべてが良い経験になりました。

国士舘大学に進学して良かったところ
スポーツ医科学科では、多種多様な実習が組み込まれており、その担当教員が経験豊富な医師や元東京消防庁の隊長経験者がほとんどであるため、知識や技術だけでなく過去の経験談も聞くことができ、常に興味を持って授業を受けることができます。また、スポーツ医科学科の教員の方々が卒業後の進路について親身に相談に乗ってくれたりアドバイスしてくれるため、自信をもって就職活動ができます!
これらの方々の心強いサポートのおかげで、就職活動は大成功したので、皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

好きな言葉または座右の銘を教えてください
「一日一生」です。この言葉は、自分が苦境に立たされているときに掲げている言葉で、良いことも悪いことも、一日のなかで起こるたった一瞬の出来事や行動が今後の人生に影響するという意味です。特に、就職試験対策の際には、たった一つの試験で未来が大きく左右されるため、この言葉を常に言い聞かせながら精神面をコントロールしていました。この言葉は就職に限らずスポーツや勉強、日常生活など、大学生活においてすべてに言えると思います。一日をより濃く、大切にした人ほど良い未来が待っていると感じた4年間でした。一番の近道は何事も楽しむことです!

皆さんに“ひとこと”お願いします!
最後まで見てくださった方々、大変ありがとうございます。
大学4年間は長いようで短いので全力で楽しんでください!僕は、4月から東京消防庁へ就職します。体力的にきつい仕事だとは思いますが、自分の仕事に誇りをもって頑張ります。そして、20年後・30年後には東京消防庁幹部となり、国士舘大学がより一層消防業界から注目されるよう突っ走っていきます。熱意のある方、東京消防庁で一緒に東京を守りましょう。では、またどこかでお会いしましょう!
2024年2月取材