2026.10.29

令和8年度八潮こども夢大学が開催されました

埼玉県八潮市が取り組む「八潮こども夢大学」が10月17日、世田谷キャンパス34号館音楽室で開催され、八潮市内の小中学生18人が参加しました。
「八潮こども夢大学」は、同市内の小学5年生から中学2年生を対象に、学習に対する興味・関心や知的好奇心、探究心をかき立て、学ぶことの意義や将来の夢を育むことを目的として八潮市が平成26年度から始めた取り組みで、さまざまな分野の大学等で体験授業を行っています。

今回は、「『創作的な音楽活動』を体験してみよう」と題して、文学部の中村昭彦准教授(専門:音楽教育学)による体験授業が行われました。

はじめに開講式が行われ、地域連携・社会貢献推進センター長の村上純一副学長が本学の特色を紹介し、「秋晴れの良き日に本学へお越しいただき光栄だ。本日の学びを通して、大学の授業の雰囲気を楽しみつつ、参加者同士の交流や友人づくりの機会になるとうれしい」とあいさつしました。

体験授業では、中村准教授が大学における音楽の授業の成り立ちを紹介しました。中村准教授は、音楽理論を学ぶ「音楽の基礎」、楽器を演奏する「器楽」、さまざまな音楽活動を学ぶ「子どもと音楽」など、楽譜の読み方から楽器の演奏技法、教育学的な指導法まで幅広く学ぶことを紹介しました。児童生徒らは、楽譜に合わせて手拍子をするワークなどを通して、楽譜の読み方やリズムなど音楽に関する基礎知識を学びました。

あいさつする村上副学長
あいさつする村上副学長
中村准教授
講師の中村准教授
演奏の成り立ちを紹介
演奏の成り立ちを紹介
楽譜に合わせて手拍子
楽譜に合わせて手拍子する児童生徒ら

次に、創作的な音楽活動の実践として、ジャズが紹介されました。中村准教授は、ジャズの代表曲の「Cジャムブルース」を例に、ゼミ生の上中達仁さん(文学部4年)のギターと齋藤奈々子さん(文学部3年)のカホンの演奏に合わせてジャズの成り立ちやその特徴を解説しました。中村准教授は、「ジャズには即興で行うソロ演奏のパートがある。創造的な音楽活動とは、このように想像を膨らませながら思いのままに音を奏でること」と説明し、「想像を膨らませて演奏に挑戦してほしい」と実践に向けて呼びかけました。

児童生徒らは、「決められた音だけ」という、表現しやすいように設定された状況下で、試行錯誤しながらジャズを演奏しました。練習後は、リレー形式での演奏披露が行われ、木琴を用いて一人一人が思い思いの旋律を披露しました。

木琴を演奏する児童
木琴を演奏する児童
学生と交流を深めながら演奏の練習
学生と交流を深めながら演奏の練習
演奏を披露
演奏を披露

続いて、中村准教授がハンドサイン(手の合図に合わせて自由に楽器を演奏するもの)を紹介しました。児童生徒らは、中村准教授のハンドサインに合わせてタンバリンやカホン、木琴やギロなど多様な楽器を用いて演奏し、教室は心地よい音色で包まれました。

中村准教授は「音楽は必ずしも楽譜をみてやるだけのものではなく、とても自由な活動である。学校の授業以外にも楽器の演奏や音楽を聴くことなど、さまざまな活動を通して、日常から音楽そのものを楽しんでほしい」と児童生徒らに呼びかけて体験授業を締めくくりました。

ハンドサインを説明する中村准教授
ハンドサインを説明する中村准教授

児童生徒らは、引率した保護者とともに34号館地下食堂でキャンパスランチを満喫し笑顔でキャンパスを後にしました。

八潮市と本学の連携について

八潮市と本学は平成29年3月に「国士舘大学と埼玉県八潮市の包括的連携に関する協定」を締結しました。協定に基づいた主な連携事業として、八潮こども防災マイスター育成プロジェクトや夢大学を本学で実施するほか、防災教育、インターンシップ、学生による政策提言など本学が持つ教育資源の活用と相互の人材育成のための各種支援事業に共同で取り組んでいます。

八潮こども防災マイスター育成プロジェクト

社会連携プロジェクト