8月1日、「八潮こども防災マイスター育成プロジェクト」が、多摩南野キャンパスで開催され、八潮市内の小・中学生22人が参加しました。埼玉県八潮市が主催する本プロジェクトは、防災の知識や救急救命の重要性について早期の段階で学び、地域防災活動の中心として活躍できるよう防災教育の充実を図るもので、本学の防災・救急救助総合研究所が講習を担当しました。
はじめに開講式が行われ、防災・救急救助総合研究所副所長の植田広樹教授より、「今日学んだことを友人や家族など大切な人に伝えること」と防災マイスターになるための課題が述べられたうえで、「有事の際に防災マイスターとして活躍するために積極的に学んでほしい」と激励が送られました。
午前の部では、浅倉大地講師による防災講義が行われ、児童生徒らは身近に起こる災害の危険性や日頃からの備えの重要性など、防災への基礎知識を広く学びました。次に、AEDを用いた心肺蘇生法講習が行われ、胸骨圧迫の正しい位置やリズム、AEDの操作方法などによる高度な一次救命処置に関して学びを深めました。
午後の部では、圧迫止血法を用いた応急手当、学内消火栓や消火器を用いた初期消火訓練、毛布を用いた搬送法が行われました。それぞれのプログラムでは、児童生徒が大人とともに活動する上でのポイントが詳細に説明され、児童生徒らは災害時をイメージしながら実践しました。
その後、本学が所有する救急車の見学や段ボールベッドを用いた避難所の運営、ドローンを使用した写真撮影などが行われ、児童生徒らは本学ならではの体験に目を輝かせながら取り組みました。
閉講式では、植田教授より「防災マイスターは、自分や周囲の大切な人を守る力を身につけた証明書でもある。今日学んだことを心に置き、防災活動の中心としてこれからも活躍してほしい」との言葉が送られた後、参加者一人一人に防災マイスターの認定証と帽子、防災ベストが授与されました。最後に、代表の生徒より、「学校で普段学ぶことのできない防災に関する多くの知識を学ぶことができた。このプロジェクトで学んだことを多くの人に伝え、有事の際に率先して活躍できるように頑張りたい」と感謝の言葉が述べられ終了しました。
「八潮こども防災マイスター」は、八潮市が防災や救急救命の講習を修了した小中学生を認定する制度で、2017年3月に本学と締結した「包括的連携に関する協定」をもとに、防災教育などで協働する中で発案されました。
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