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在学生

少人数のグループワークで課題解決力を養いながら、社会教育事業を企画・運営する夢に向かっています。

文学部 教育学科 3年 柴田 七穂 (岩手県立盛岡第四高等学校 出身)

文学部教育学科に進学しようと思った理由を教えてください。

高等教育機関がないため、進学を機に地元を離れる子どもがいることを知り、教育行政や社会教育といった学校外で教育に携わることに興味をもちました。本課程には教育に関するさまざまな分野を専門とする先生がいらっしゃるため、進学を決めました。

いま一番興味・関心を持って学んでいるテーマや分野、科目は何ですか。

社会教育主事資格取得のため、「社会教育経営論A/B」を受講しています。この科目では、社会教育計画を企画するための課題把握方法や、社会教育行政の役割について学びます。学習者の学びたい内容と社会の学ばせたい内容をどのように合致させていくか等、社会教育を行ううえで必要不可欠な調整力を高めることができます。

学年を重ねることで自分の成長に役立ったことはありますか。

1年次の「教育学の基礎A/B」では学校見学を行い、そこで感じた課題意識をもとにレポートを作成します。その過程で、課題発見力や資料の収集・分析方法が身に付きます。また、3年生から指導を受けられるため、大学生活や将来のキャリアに関するイメージをもつことができます。

2年次の「教育学研究」では少人数のグループに分かれ、関心のあるテーマを研究・討論します。その過程で、自分の考えを説明する力や読解力が身に付きます。

3年次の「キャリアデザイン実習」では、「教育学の基礎B」を受講する1年生への指導を行います。その過程で、自分のキャリアをより具体的に考えるようになりました。また、指導を行う側が共通認識のもとで指導を行うことの重要性を実感しています。

ゼミ(研究室)ではどのような活動を行っていますか。

村上純一ゼミは世田谷区との交流が多く、若林サミットへの参加など、よりよい教育をつくっていく過程を実感することができます。

現在は、ジェンダー問題について共同研究を行っており、研究成果を区の職員の皆様の前で発表する予定です。

将来のイメージについてお聞かせください。

将来は社会教育事業の企画・運営などを行い、学びの機会を幅広く提供していきたいと考えています。そのため、ドローンの操縦免許取得や救命講習の受講など、学内で経験できる学びを最大限体験するようにしています。

現在は、中高の社会科免許と社会教育主事の資格取得のために勉強しています。

国士舘大学で学んだことで成し遂げられた夢、または必ず成し遂げたい夢を教えてください。

学校教育・社会教育それぞれの強みを生かした社会教育事業を企画・運営し、多様な学びの機会を提供することが夢です。

国士舘大学をめざす受験生へのアドバイス、メッセージをお願いします。

「なぜ国士舘大学をめざすのか」それがブレなければ大丈夫です。

大学生活やその先を考えるとモチベーションが上がり、受験も乗り越えられると思います。応援しています!



掲載情報は、2024年のものです。