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2025.09.25

「日本生産管理学会 第62回全国大会」で税所ゼミの八角愛梨さんが学生研究優秀賞を受賞しました

8月29日から31日にかけて、「日本生産管理学会第62回全国大会」が台湾の國立嘉義大學(NCYU:National Chiayi University of Taiwan) 新民キャンパスで行われ、経営学部経営学科・税所哲郎ゼミ所属の八角愛梨さん(3年)が学生研究優秀賞を受賞しました。

本大会は「第 6 回生産管理国際大会」と同時開催され、「生産管理の DX 思考とイノベーション」を統一テーマとして開催されました。

なお、八角さんは「2025年度 グローバル都市経営学会 研究発表全国大会」でも、同テーマで学生最優秀論文発表賞受賞と快挙が続いています。

 ▶参考記事 
 「2025年度 グローバル都市経営学会 研究発表全国大会」で経営学部・税所教授とゼミ学生2人が論文発表賞を受賞

   

日本生産管理学会第62回全国大会

主催   一般社団法人日本生産管理学会

開催日  2025年8月29~31日

開催地  台湾・國立嘉義大學(NCYU:National Chiayi University of Taiwan) 新民キャンパス

■学生研究優秀賞

発表者  八角 愛梨

連名者  税所 哲郎 教授

発表テーマ

「キャッシュレス社会における感情的消費と金銭感覚の変容に関する考察 ―推し活・SNS の影響を受けた支払い行動の分析を通して―」

   

■税所哲郎教授のコメント

今回の八角愛梨さんの日本生産管理学会 第62回全国大会 学生研究優秀賞、および2025年度 グローバル都市経営学会 全国研究発表大会 学生最優秀論文発表賞のダブル受賞は、これまでのたゆまぬ努力と研究への真摯な姿勢が評価されたことだと思います。
また、ゼミ担当教員として、今回の受賞は自分のこと以上に嬉しい出来事でした。大学教員でもなかなか成果が出ずに研究を諦めてしまいがちですが、毎週のゼミ以外にも日々試行錯誤を行って、コツコツ努力されたことが受賞に結びついたものだと思います。

八角さんの研究テーマは、今日のインターネットが爆発的な普及することにより訪れた情報化社会とボーダレス社会における課題解明として、若者目線によるタイムリーなテーマ設定でした。
研究過程で学んだ以下の①~⑫までのプロセス「①何をどこまで明らかにする研究なのか?⇒②主題に基づく現代社会における課題は?⇒③仮説の設定⇒④仮説について、どのような理論を用いて分析・評価し、結論を導くのか?⇒⑤定義の明確化⇒⑥先行研究の洗い出し、⑦先行研究の分析⇒⑧研究の意義⇒⑨分析・評価⇒⑩結論の導き出し⇒⑪今後の検討課題⇒⑫結論」は、研究だけではなく、今後のいろいろな意思決定の側面でも役立つことだと思います。

今回の受賞に満足することなく、次なるステージを目指して、これからも変わらぬ努力を行ってください。また、これまでの経験を大切にし、今後の研究活動やキャリア形成に是非つなげてください。
このたびは、学会でのダブル受賞、誠におめでとうございます。

   

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