10月1日、国士舘大学21世紀アジア学部の鈴木敦子研究室では、熊本県山都町立清和中学校において、同学部卒業生で2025年新体操世界選手権金メダリストの稲木李菜子さんとともに「PLAY for HOPE 2026 in 熊本」を実施しました。
稲木さんとの共同活動は、能登に続く2回目です。
「PLAY for HOPE」は、学生やアスリートがスポーツを通じて、培った経験や力を地域や社会の課題解決につなげる実践プロジェクトです。今回は、2016年の熊本地震から10年という節目を迎える熊本で、スポーツを通じた地域・社会支援の可能性を考え、企画を進めていました。
その後、7月28日に新たな地震が発生し、本学防災・救急救助総合研究所では9月に八代地域で防災ボランティア活動を実施しました。一方、同研究所に所属する鈴木敦子教授の研究室では、スポーツを専門とする立場から、震災から10年という復興段階における地域・社会支援の可能性に着目し、新たな地震による地域の状況も踏まえながら、山都町立清和中学校での交流プログラムを実施しました。
熊本で育ち、自身も2016年の熊本地震を経験した稲木さんは、当時の自分と同じ年代の生徒たちに元気や希望を届けたいという思いから、プログラムの企画・実施に携わりました。当日は、講話や新体操の実演・体験を通じて、生徒たちと一緒に身体を動かし、笑顔と元気があふれる交流の時間となりました。
今回の活動は、清和中学校をはじめ、熊本県や山都町の教育、防災、スポーツ関係者など、多くの皆様のご協力によって実現しました。
稲木さんのコメント
「私自身も2016年の熊本地震を経験しました。当時の自分と同じ年代の生徒たちに、自分の経験とスポーツを通じて元気や希望を届けたいという思いでプログラムを考えました。新たな地震によって今も厳しい状況が続く地域もありますが、熊本の皆さんにとって少しでも力になれればうれしいです。」
鈴木敦子研究室より
今回の活動では、熊本地震から10年という復興段階に加え、新たな地震の発生によって生じた地域の状況や課題にも向き合うこととなりました。地域ではさまざまな行事やイベントが中止となり、子どもたちも思うように活動できない状況が続いていました。そうした時だからこそ、ぜひ実施したい、子どもたちに元気を届けてほしいという清和中学校の校長先生や熊本県教育庁の皆様の熱い思いとご協力に支えられ、今回の活動が実現しました。関係機関の皆様に心より感謝申し上げます。
本学でスポーツに関わってきた学生や卒業生には、競技を通じて培った多様な経験や実践力、そして情熱があります。今後も、災害復興のさまざまな段階や地域・社会の課題に応じて、こうした人材の力を活かした交流・支援活動を展開していきたいと考えています。
活動詳細
日時:10月1日(木)
場所:熊本県山都町立清和中学校
実施:国士舘大学21世紀アジア学部 鈴木敦子研究室、稲木李菜子さん(同学部卒業生)
協力:山都町立清和中学校、熊本県教育庁学校安全・安心推進課、熊本県教育庁体育保健課、熊本県観光文化部スポーツ交流企画課、山都町教育委員会、その他関係機関の皆様
研究助成: 国士舘大学防災・救急救助総合研究所
協賛: 株式会社ラブラボ
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