9月19日、世田谷区立若林小学校で開催された「若林サミット」に政経学部の石見ゼミナールの3年生12人、若林小学校の6年生90人が参加し、課題解決に向け知恵を出し合いました。今回は、21の班に分かれ「大量に余っている和紙の活用法」「子どもたちが制作した『ねぶた』を今後どうするか」の2つのテーマについて話し合いが行われました。
「若林サミット」は地域の課題解決に向け、児童や先生、地域住民、学生などみんなで話し合う参加型ワークショップです。今回は、若林小学校の児童や保護者、先生、教育総合センターの職員、本学学生が参加しました。
児童たちが制作した「ねぶた」は、7月に開催された若林小学校の夏祭りや、地域のイベントなどでお披露目されました。児童らは、5年次にSDGsについて学び廃材を使って和紙を作った後、6年次で「ねぶた」を制作しました。余った和紙の活用法については、学校内で活用したり、地域イベントを盛り上げる活用のしかたなど、さまざまな意見が出されました。また、ねぶたの処分方法については、SDGsや環境に配慮するとの条件の下、「ねぶた」の記憶を残すよう記念品に作り変えたり、分割して保存するなどの案が出されました。
参加した児童からは「大学生と一緒に考えることで、自分たちの意見が上手くまとめることができた」などといった声が聞かれ、児童たちも柔軟な発想でさまざまなアイディアを出したり、関連した意見をつなぎ合わせて整理するなど多くの工夫を行っている様子でした。
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