2025.06.10

「せたがやクリーンアップ作戦」に参加した4期生の活動報告

経済学科 准教授 赤石 秀之

 202566日、国士舘大学政経学部・赤石ゼミ4期生は、毎年世田谷区で開催される「せたがやクリーンアップ作戦」に参加しました。本活動は区民や事業者、学校関係者と連携し、道路、駅前広場、河川敷などの公共スペースを清掃する取り組みです。2025年度は、キャンパス周辺のポイ捨てホットスポットを特定し、現場調査と清掃活動を実施しました。

1.調査の流れ

⑴下見調査(523日) 

   - 東・西・南・北チームが担当エリアを決定し、ポイ捨ての種類・量・場所を記録 

   - ホットスポット候補をリストアップ

⑵本調査(66日)&清掃活動

   - 調査票、調査マップ、写真で実態を詳細に記録

   - ゴミの種類ごとの分布や要因を分析

   - 各ホットスポットでゴミを回収

   - 地域住民との交流を通じ、環境意識の向上を図る

2.各チームリーダーによるポイ捨てゴミ写真で一言

⑴東チーム「雑草なりに苦しんでる。」
⑵西チーム「ボトルもカップも、迷子中。」
⑶南チーム「落ち葉とタバコはどう違う?」
⑷北チーム「ポイ捨てのつもりじゃない?」

3.調査結果と今後の展開 

 調査の結果、駅周辺や公園、商店街など人の流れが多い場所にポイ捨てが集中していることが確認されました。特に、タバコの吸い殻や飲料容器は、ゴミ箱の不足や清掃頻度の低さが背景にあると考えられます

 4期生は、613日に再調査を行い、ゴミの復活状況を確認します。その後、620日に調査結果の報告とポイ捨て対策の提案を行い、627日には特別講師を迎えた「漂着ゴミワークショップ」にて、海洋ごみ問題と環境保全の関連を学びながら、さらなる対策検討を進める予定です。