2024.10.24

助川ゼミがインドネシア人介護士候補生と交流会実施 日本語実践会話訓練に協力

経済学科 教授 助川 成也

2024年10月22日、政経学部助川ゼミでは、一般財団法人 海外産業人材育成協会(AOTS)で、インドネシア人介護士候補生との交流会を実施しました。この交流会は、日インドネシア経済連携協定(JIEPA)に基づき来日し、介護福祉士を目指す候補生たちと日本語を通じて相互理解を深める貴重な機会となりました。

交流に先立ち、AOTS総合研究所看護・介護人材グループの濃野承次グループ長が本学を訪れ、AOTSのJIEPAにおける活動内容や日本にとっての意義、インドネシア人介護士候補生たちとの効果的な交流方法についてゼミ生にレクチャーを行いました。この準備を経て、ゼミ生たちは北千住のAOTSを訪問し、2グループに分かれて1時間交代で日本語実践会話を行いました。

交流会では、介護士候補生たちがどのように日本で学び、介護福祉士を目指して努力しているか、その経験や日常生活について話を聞きました。候補生たちが日本語を学びながらも、自国の文化や趣味、日本のアニメや観光地への興味を語る姿は、ゼミ生たちにとって大きな刺激となり、異文化理解を深める良い機会となりました。

さらに、助川ゼミでは、11月に開催される楓門祭にインドネシア人介護士候補生たちを招待する予定で、交流会の場でその案内も行いました。ゼミ生たちは、同年代の介護士候補生たちが異国・日本での挑戦している姿を目の当たりにし、自らの将来を見つめ直す貴重な機会となりました。

(文:経済学科3年 知井拓己、辰野俊輔)

ゼミでJIEPAの意義を説明するAOTS濃野グループ長
交流会の様子
助川ゼミ生とインドネシア人介護士候補生との集合写真