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2025.09.24

世田谷プラットフォーム主催合同SD研修会を開催しました

その他

令和7年度世田谷プラットフォーム合同SD研修会が9月22日、世田谷キャンパスのメイプルセンチュリーホール5階第1会議室で開催されました。

参加したのは、世田谷プラットフォーム協定校の国士舘大学、駒澤大学、昭和女子大学、成城大学、東京都市大学、東京農業大学の6校から、入職1~5年目の職員25人(うち本学から10人)。人口減少や経済、危機管理など、日本社会が直面する課題について学びつつ、自大学や自身の業務を見つめ直し、日常業務の枠を超えた意識を養うことを目的に実施されました。

研修では、大正大学常任監事で元私学事業団私学経営情報センター長の山本雅淑氏を講師に迎え、「ルーティーン業務+ONEを目指して」と題した講演が行われました。山本氏は、情報収集の重要性に触れ、全国の私立大学のうち定員割れが316校に上る現状を紹介。地域や学部ごとの動向を日頃から把握することが将来の戦略に役立つと述べ、ルーティーン業務に加えて新たな業務に挑戦し、大学を支える役割を見出すべきと語りました。

山本雅淑講師
会場の様子

続いて「日常業務からの脱却」をテーマにグループワークを実施。参加者は、業務のマニュアル化やITスキルの強化といった意見を出し合い、模造紙に「取り組みたい+ONEの業務」を書き出しました。発表では「DXによる業務効率化で創出した時間を新規業務に充てる」「属人化を防ぐためのマニュアル整備」「ITリテラシー向上によるデジタルスキル強化」など、課題解決に向けた具体的な提案が共有されました。

意見交換しながらグループワークを行った
発表の様子

研修後は34号館スカイラウンジで懇親会が開かれ、情報交換を通じて大学間交流を深めました。

 ■世田谷プラットフォームとは
世田谷区内の6大学と世田谷区、区内産業界の3者が連携し、世田谷区全体の発展に寄与することを目的とし、平成29年に発足。区内における高等教育の活性化とそのための各大学の質保証・質向上に向けて多様な取り組みを進めています。

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