本学の課外活動クラブの主将を対象としたクラブ主将会議が、7月4日に多摩キャンパスで開催されました。本会議は年6回実施しており、第3回目となった今回は夏季合宿を前に、救急措置法講座を中心とした内容で、スポーツ競技会指定クラブと合同で実施しました。
冒頭では、池元有一学生部副部長より、違法薬物に関する注意喚起がなされました。近年、違法薬物犯罪は多様化が進み、特に20代の若者を中心に検挙率が増加している現状が報告されました。また、インターネット上には誤った情報も多く流通しているため、安易に信じて薬物の乱用に走らないよう、改めてその危険性が強調されました。
続いて、本学防災・救急救助総合研究所の大木学准教授による、救急措置法講座が行われました。まず、熱中症や落雷による事故の予防と対応法について解説があり、主将たちは真剣な面持ちで耳を傾けていました。その後、心肺蘇生法の実践トレーニングに移り、グループごとに分かれて学びを深めました。訓練では、模型を用いて胸骨圧迫を体験した後に訓練用AEDを使用した電気ショックの手順も身につけ、有事の際に即座に対応できるよう訓練を行いました。
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