本学園創立の11月4日、「国士舘創立107周年記念式典」を世田谷キャンパス10号館の多目的フロアで挙行しました。役員、教職員、学生・生徒ら約400人が列席し、あらためて国士舘建学の精神と教育の理念、先達者の志を確認するとともに、さらなる発展を期す機会となりました。
式典は、国歌斉唱、本学園に関わる物故者への黙とうに続き、学校法人国士舘・瀬野隆常任理事が大澤英雄理事長の式辞を代読しました。式辞では、大正6(1917)年に「活学を講ず」の宣言のもと私塾・国士舘が創立し、先人たちの尽力と多くの人々の支援によって戦前戦後の苦難の時代を乗り越え今日の発展に至ったことを述べ、近代日本の歩みと重なる国士舘の足跡を振り返りました。そして現在、国士舘創立110周年記念事業の一つとして第2次中長期事業計画に掲げるキャンパス環境整備事業の推進に触れ、「国を思い、世のため、人のために尽くしうる人材」を輩出するためにより先進的な修学環境の整備と組織強化を図り、本学園の存在価値を社会に示していくことが、いまここにいる私たちの使命であると述べ、より世界に開かれた学園として進化を目指す、と結びました。
引き続き、永年勤続者表彰、全日本以上の各種大会優秀選手等表彰、善行褒賞の授与、「国士の家」への感謝状贈呈、個人・法人・団体それぞれの高額寄付者への感謝状贈呈が行われ、最後に列席者全員で国士舘舘歌の斉唱、万歳三唱をして閉会しました。











