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在学生

医療系の仕事に必要な専門的なスキルを習得。医療系専門校に進学し、臨床工学技士を目指します。

理工学部 理工学科 人間情報学系 4年 角 優太 (東京都立保谷高等学校 出身)

理工学部に進学しようと思った理由を教えてください。

私が理工学部人間情報学系に進学しようと思った理由は、人間情報について専門的に学べること自体が他大学を含めてもなかなか無く、授業カリキュラムにも興味を惹かれ専門知識を学びたいと強く感じたからです。

いま一番興味・関心を持って学んでいるテーマや分野、科目は何ですか。

私が印象に残っている授業は「統計処理論」と「人間情報学基礎実験」です。

どちらも医療情報分野の専門科目にあたりますが、統計処理論では情報処理に必要となる知識を学ぶことができ、実験の解析等で多く活かすことができます。

人間情報学基礎実験では、ITの基礎知識と医療に関する知識及び情報処理について幅広く学ぶことができるのと同時に、ヒトの健康状態や運動能力といった様々な点において実験し分析することで、さまざまな評価ができるようになる実践的な授業です。

学年を重ねることで自分の成長に役立ったことはありますか。

人間情報学系では、社会に出た際に必要なWordのスキルやExcelの情報処理技術、またプレゼンテーション能力などを、日々の授業をはじめ多くの場面で学ぶことができていると感じています。

また1~3年次に設定されている実験の授業では、多くの医療機器や計測機器を実際に使用して結果をまとめることで人間情報の多くの専門知識を学ぶことができます。私自身ここで学んだことは、研究室での研究で多く活かすことができていると感じています。

ゼミではどのような活動を行っていますか。

大浦邦彦研究室では、健康・医工・スポーツを対象としたシステム論的アプローチについて研究をしています。具体例としては、生体信号処理・医用画像処理・モデリングです。

3年のゼミ研究では、運動の速度の違いによる脳波の変化について研究を行い、4年の卒業研究では、室温が勉強効率に与える影響について研究を行っています。双方とも様々な計測機器を用いながら研究を行うため、貴重な経験ができています。

将来のイメージについてお聞かせください。

卒業論文は「室温が勉強効率に与える影響」について研究を行っています。

卒業後は臨床工学技士になるために進学します。また大学在学中に健康管理能力検定と医療情報基礎知識検定を取得し、ME第2種技術実力検定試験も受験し大学生活と並行して医療に関する知識も学ぶことができました。

国士舘大学で学んだことで成し遂げられた夢、または必ず成し遂げたい夢を教えてください。

国士舘大学の人間情報学系では、本当に多くのことを学べていると実感しています。この4年間の経験と知識を活かし、臨床工学技士として働くことを目標としているので、臨床工学技士国家試験には必ず合格したいと思っています。

国士舘大学をめざす受験生へのアドバイス、メッセージをお願いします。

受験勉強は自分と向き合う場面も多く、辛くて日々大変だと思います。ですが短期目標・長期目標をしっかり立てて、自分に負けず、計画的に続けていればきっと良い結果に繋がると思います。

悔いの残らないように、自分の持てる力を全て発揮して頑張ってください!



掲載情報は、2024年のものです。