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2024.07.29

建築学系・位田達哉ゼミの3年有志がWIW KOBE 2024で入賞

6月1日にリアル&オンラインのハイブリッド形式で開催されたIFI WID&World Interiaors Week KOBE 2024「USD-Oモノ・空間デザイン学生・クリエーターズ・エキシビジョン&フォーラム」において、理工学部建築学系・位田達哉ゼミの3年生、貫洞葵礼さん、白川弥幸さん、真子航太さん、林ゲツさんによるプレゼンテーションが入賞を果たしました。

今回のテーマは「世代を超えるデザイン(拡大する世代間ギャップ:多世代が共存する未来)」でした。受賞したプレゼンテーションは「家族の入院生活から考えた資源循環プロダクトの提案」と題し、3Dプリンタで製作したPLA樹脂製のゴミ箱を製作、発表しました。

まったくゼロからの取り組みの中、2週間でプレゼンテーションの完成を目指した今回、テーマ決めから位田准教授が指導に入り、学生らは先生に支えられながら問題提起、製品コンセプト、設計など役割分担しプレゼンテーションを完成させました。

テーマを提案した真子さんは「家族が入院した時に生ゴミを捨てる場所が遠く、食べ残しの行き場に困っていたことを思い出した」と経緯を説明。また林さんは「PLA樹脂と生ゴミを使用することで、使用後に自然に還るサイクルを実現させたかった」とアピールポイントを語りました。製品コンセプトを担当した貫洞さんは「持ち寄った案をまとめながら使いやすさを追求するため、先生のアドバイスを聞きながらコンセプトをまとめた」と述べました。

また、学生らは「使いやすさと機能性の両立の工夫に苦労した」「プレゼンテーションは初めてだったので緊張したが、多くの方々からアドバイスを頂けて良い経験となった」と感想を述べました。

   
指導にあたった位田准教授は「 今回は締め切りまで2週間という、かなり限られた時間の中での取り組みとなった。そんな中、学生と教員が一緒に試行錯誤し、与えられた作業を共同分担し作品という形に落とし込むことができた。今回の取り組みと結果は、とても誇らしいし学生らの成長につながった」とコメントしました。

受賞者

3年
貫洞 葵礼さん
白川 弥幸さん
真子 航太さん
林 ゲツさん

3Dプリンタで製作したPLA樹脂製のゴミ箱
(左から)真子さん、林さん、位田准教授、貫洞さん、白川さん