政経学部に進学しようと思った理由を教えてください。
高校生の頃、現代社会の授業で政治・経済について学んだとき、ニュースや新聞などで実際に社会で使われている言葉や内容を勉強することに興味を持ちました。また、お金の流れや、お金と社会の関係性を学ぶことは将来幅広い分野で活躍できると考えていたため、経済学を基礎から学ぶことができ応用知識も身につけることができる国士舘大学の経済学科に進学を決めました。
いま一番興味・関心を持って学んでいるテーマや分野、科目は何ですか。
今一番興味を持っている科目は、地方財政の現状や問題点とその解決策を学ぶ「地方財政論」という授業です。その中でも税金をテーマにした授業は面白く、国税と地方財政の種類と使用される目的を学んだり、消費税の増税をする理由やメリット・デメリットを考えたりしています。税金は誰もが身近な存在であるため、税金を学ぶことは大切であると気づくことができました。これからもっと深く学びたいと思います。
学年を重ねることで、どのような成果、成長を遂げ、ステップアップできていますか。
経済学科で年次を重ねることで、国士舘大学に入学する前までは、あまり理解することができなかった経済のニュースや新聞の内容を理解できるようになりました。1年次では経済の基礎と社会学・政治学・法学など専門科目以外の知識を幅広く身につけ、2年次からはマクロ経済学や地方財政論、金融論などの授業を履修し、専門的な知識を身につけました。大学の授業を受けることで身につけた知識をすぐに活用することができ、勉強することのやりがいと、自分の成長を感じました。
研究室・ゼミではどのような活動を行っていますか。
関口博久先生のゼミに所属し、租税・地方財政について専門的に学んでいます。毎週課題レポートを提出し、ゼミ生の前で発表を行うことは大変ですが、専門分野の知識が深まっただけでなく、物事を客観的に分析する力や論理的な文章を書く力など将来社会に出て働く上でも必要となる力を身につけることができました。
将来のビジョンと、そのために取り組んでいることを教えてください。
現在は、経済学科での学びを生かせるような金融業界に就職し、多くの人の生活のサポートができるような仕事がしたいと考えています。そのため、日々の授業での学びを大切にすることで経済の専門的な知識を身につけ、卒業論文ではゼミで学んでいる租税についての知識を生かした論文を作成する予定です。大学を卒業するまでにFP3級の資格を取得することを目標としています。
国士舘大学をめざす受験生へのアドバイス、メッセージをお願いします。
国士舘大学には専門分野を基礎から学び、年次が上がるとともに応用知識を身につけることができる豊富なカリキュラムがあります。私自身、大学に入学する前は現代社会の授業で少し学んだ政治・経済の知識しかありませんでしたが、現在は経済の専門的な授業も十分に理解できるようになりました。また、勉強以外にもサークル活動や文化祭に参加することで充実した学生生活を送ることができています。
※掲載情報は、2023年のものです。