12月18日、政経学部政治行政学科の「地方分権論」の講義において、世田谷区が推進する市民参加の新しいプラットフォーム「ツクリテ」を題材に、約70人の学生たちが意見を交わしました。
はじめに、講義を担当する石見豊教授から「近年、自治会・町会などの地縁のコミュニティの中には、構成員の高齢化などの影響により人手不足のため、従来の活動ができなくなっている状況がある」など、地域の抱える課題についての説明がありました。
続いて、世田谷区官民連携課の職員から、世田谷区と東急が共同開発した「ツクリテ」のしくみについての説明が行われました。「ツクリテ」は、多様な参加者や協力者を求めるイベントの主催者と、それらのイベントに参加・協力したい市民を結びつける(マッチングする)市民参加の新しいプラットフォームです。
その後、学生たちは実際に「ツクリテ」について調べ、関心のあるイベント情報を閲覧しながら、自分が参加することになった場合に、知りたい情報や掲載してほしい情報などについて、意見交換しました。
世田谷区の、官民連携課と政策・調査課の職員3人も学生たちのディスカッションの様子を見学しました。
世田谷区の職員への質疑応答では、「一人で参加している人の割合はどれぐらいか」「参加している大学生はどこの大学か」など多くの質問が出されました。
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