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2025.12.03

八潮市・本学連携事業「第7回 社会連携プレゼンテーション大会」を開催しました

本学と埼玉県八潮市は2017年から、相互の発展と人材育成を図る目的で「国士舘大学と埼玉県八潮市の包括的連携に関する協定」を締結しています。その一環として、埼玉県八潮市と本学政経学会が主催し、八潮市商工会青年部が後援する「第7回 社会連携プレゼンテーション大会」が実施されました。

12月3日 社会連携プレゼンテーション大会

12月3日に、社会連携事業「第7回 社会連携プレゼンテーション大会」が、八潮市役所3階大会議室で開催されました。
会場には、本学政経学部の教員や学生約40人のほか、大山忍八潮市長をはじめ、八潮市役所職員、八潮市商工会青年部の部員などが集まりました。

本学と包括連携を結ぶ八潮市への政策提言として、政経学部の学生が八潮市や自治体行政への企画立案を行うプレゼンテーション大会は、2018年に開始され、八潮市や関係団体などの協力により毎年(2020年を除く)開催されています。
今回のテーマは「地方自治と地場産業」で、各チームは地方自治や地域連携の役割を念頭に置きつつ、地域の活性化を目指す取り組みについて提案を行いました。

開会式で、大山忍八潮市長は「まちづくりは、多様性や個性を大切にしながら、同じ目的や方向性をもってまち全体を良くしていく心構えが大切である。八潮市でも、多様な社会の中で共生共同のまちづくりを目指しており、それらを発展させるためにも皆さまからの政策提言を心より楽しみにしている」とあいさつしました。次に、石見豊政経学部長は「このような大会に参加できることは、とても貴重な機会であり、今後の大きな財産となる。全ゼミが最優秀賞を取るつもりで、全力で挑んでほしい」と学生たちを後押しするとともに、今回ご協力いただいた方々への謝辞を述べました。最後に、菊池優太八潮市商工会青年部長からは「これまでの意見交換の中で、普段気づかないような視点や、大学生ならではの発想から参考になることが多くあった。プレゼンテーションでは、今までの取り組みを発揮できるよう頑張ってほしい」とエールが送られました。

続いて行われたプレゼンテーション大会では、中間発表会で選ばれた6チームがそれぞれ考案したプロジェクトについて、約10分間の持ち時間で発表しました。
発表順に、1.Yashio Agritourism(赤石秀之ゼミ)、2.ぐるメぐる八潮!~八潮の味と想いを乗せて~(柴田德光ゼミ)、3.やしおつなぐ畑~農・商・食で繋がる八潮の未来~(石見豊ゼミ)、4.‟もったいない”を宿泊体験に!廃棄野菜×Airbnbプロジェクト(山田亮介ゼミ)、5.‟学び舎”から‟遊び場”へ世代をつなぐ新たな交流拠点の提案(柴田怜ゼミ)、6.食から考えるシビックプライド(中岡俊介ゼミ)といった政策提言がなされました。
各チームからは、地域の特色や強みを最大限に生かしながら課題解決を検討しつつ、各々の日頃の学びや研究内容と掛け合わせた個性あふれる政策提言が行われました。学生らは、八潮市で繰り返し行った現地調査の内容や中間発表での反省も生かしながら熱心に発表しました。

発表終了後は、大山市長をはじめ、八潮市役所職員、八潮市商工会青年部の部員から各チームへ質問が出され、講評が述べられました。また、政経学部の教員も加えて、各チームへの審査が行われました。

閉会式で大山市長は「実際に現地を訪れ、そこで現地の方々の声を聞いたということはとても大きな経験である。今回提言された政策を、八潮市のまちづくりに生かしていくとともに、学生のみなさんたちもここでとどまらず、今後の学生生活や将来に生かしてほしい」と激励しました。
生方淳子政経学会長は「政策をより実現可能なものに近づけるために、現地調査や細かな分析が取り入れられている質の高い政策提言だった。この活動を認知している受験生も多く、来年以降もより高みを目指して後輩たちにつなげていってほしい」と述べ、プレゼンテーション大会を締めくくりました。

最優秀賞に輝いたゼミの学生からは、「貴重な機会で、ゼミの仲間とともに受賞することができてうれしいです。この取り組みを通じて、現地に訪れるなどの"実際に動いてみる"大切さを学ぶことができました。この経験を今後の人生にいかしていきます」と喜びの声が聞かれました。

■最優秀賞

・柴田德光ゼミ「ぐるメぐる八潮!~八潮の味と想いを乗せて~

優秀賞

・石見豊ゼミ「やしおつなぐ畑~農・商・食で繋がる八潮の未来~
・山田亮介ゼミ「‟もったいない”を宿泊体験に!廃棄野菜×Airbnbプロジェクト
・中岡俊介ゼミ「食から考えるシビックプライド

大山八潮市長のあいさつ
石見政経学部長
菊池八潮青年商工会部長のあいさつ
発表の様子
質疑応答の様子
生方政経学会長から賞状を受け取る学生
最優秀賞に輝いた柴田德光ゼミ
参加者一同で記念撮影

中間発表会

12月に開催される「第7回社会連携プレゼンテーション大会」に先立ち、10月28日に世田谷キャンパス8号館8503教室で「中間発表会」が行われ、政治行政学科6ゼミ、経済学科6ゼミの学生ら約90人が参加しました。さらに、今回は初めての試みとして、複数ゼミの学生からなる混成チームが2チーム参加し、学科およびゼミ間の垣根を超えた取り組みとなりました。

今回のテーマは「地方自治と地場産業」です。学生たちは、調査した八潮市の特徴や地場産業などのデータをもとに、地域の多様な主体との連携や地域資源の活用を構想に入れつつ、地域経済の活性化に資する提案を行いました。

この日は、その中間報告としてそれぞれのチームが考案したプロジェクトや実地調査を通して構想した政策について発表を行いました。
各チームからは、八潮市の名産品である野菜を生かした政策やこどもをターゲットにして地場産業を未来につなげるための政策、各行政からの視点の政策などそれぞれのチームが一丸となり独自性に富んだ発表を行いました。審査員を務めた教員からは「学生ならではの新たな視点からの政策で非常によかった」「実地調査の内容を踏まえデータがうまくまとめられていた」「ほかチームの発表からも学び、政策をよりよいものにブラッシュアップしてほしい」などのコメントが述べられ、学生や教員にとって政経学部としてのつながりを深める機会となりました。

12月3日に八潮市役所で開催される「第7回社会連携プレゼンテーション大会」では、「中間発表会」で評価の高かった6チームが発表を行います。これに向けて、学生たちは「中間発表会」における審査員のコメントを踏まえつつ、新たに見つかった課題を改善しながら発表準備を進めていきます。

参加ゼミ(五十音順)

■政治行政学科
板山真弓 ゼミ
石見豊 ゼミ
上村信幸 ゼミ
川島耕司 ゼミ
柴田德光 ゼミ
山田亮介 ゼミ

■経済学科
赤石秀之 ゼミ
川村哲章 ゼミ
貫名貴洋 ゼミ
柴田怜 ゼミ
助川成也 ゼミ
中岡俊介 ゼミ

■混成チーム
渡辺派
君島組

中間発表会の様子
プレゼンテーションの様子
発表後の質疑応答の様子
審査員の教員からフィードバックをもらう

現地調査

本学政経学会と埼玉県八潮市が主催し、八潮市商工会青年部が後援する社会連携事業「第7回社会連携プレゼンテーション大会」に先立ち、8月26日、8月28日、9月2日、9月3日、9月9日に現地調査(聞き取り調査)を実施しました。今回は、政治行政学科の板山ゼミ、石見ゼミ、上村ゼミ、柴田德光ゼミ、混成チームA、混成チームB、経済学科の貫名ゼミ、助川ゼミ、中岡ゼミの学生らが現地調査に出向きました。

学生らは(株)八潮、セブンイレブン大瀬北店、鶏や梵、まんてん食堂、(株)AIIz、(有)藤吉、(有)しぎはら、合計7カ所の事業所を訪問しました。現地では、各事業所の意見や取り組みなどを調査し、政策やプロジェクト提言への有益な情報を得ました。
今後は、本現地調査で得た情報をもとに政策やプロジェクトをより具体的に考え、10月28日に本学で予定されている「中間発表会」に向け、各チーム一丸となりプレゼンテーションの作成を進めていきます。

熱心に話を聞く学生ら
指導にあたる柴田德光准教授、学生ら(右)と現地の商工会青年部OBの方(左)

8月5日 座談会

本学政経学会と埼玉県八潮市が主催し、八潮市商工会青年部が後援する社会連携事業「第7回社会連携プレゼンテーション大会」に先立ち、8月5日に八潮市商工会館にて八潮市商工会青年部員との座談会が開催され、本学政経学部の教員と学生12人が参加しました。

八潮市商工会青年部の定例会日だった当日は、初めに通常の定例会が行われ、学生らはこれを見学しました。参加した学生たちは、八潮市や八潮市商工会青年部についての知識や理解を深めるため、青年部員の報告に聞き入っていました。

定例会に続き、四つのグループに分かれ、商工会青年部員と本学学生との座談会が実施されました。参加した学生たちは、今回のテーマである「地方自治と地場産業」を意識しつつ、商工会青年部員に事業内容やその環境、八潮市の現状などについて積極的に質問していました。一方で商工会青年部員は、学生の質問に対して丁寧に分かりやすく、気さくに答えるとともに、商工会青年部員から学生に質問をする場面も多く見られるなど交流を深めました。座談会後には菊池優太商工会青年部長が「普段気付かないことにも気付くことができた」と述べつつ、大会での発表に関して学生らに期待と激励の言葉を送りました。

学生らは座談会やその他の現地調査も踏まえながら、地域経済活性化モデルの提案を考えていきます。中間発表会は10月28日の13時から本学にて、最終発表会は12月3日の14時から八潮市役所にて、それぞれ開催される予定です。

定例会を見学する様子
冒頭の言葉を述べる菊池部長
班ごとに話し合う様子
会場の様子
あいさつをする柴田德光准教授

6月5日 説明会

本学政経学会と埼玉県八潮市が主催し、八潮市商工会青年部が後援する社会連携事業「第7回 社会連携プレゼンテーション大会」の説明会が6月4日、世田谷キャンパス10号館10217教室で開催され、本学政経学部の学生ら約50人が参加しました。

説明会では、八潮市職員が市の地理的特徴や産業などの概要、同市が抱えている課題への取り組みを説明しました。さらに、学生らに課題解決へのアプローチや原因分析の方法などをアドバイスし、プレゼンテーション大会に向けては、「本プレゼンテーション大会は、行政にとっても地域住民の意見をうかがえる貴重な機会。地域住民の声に、学生ならではの意見を取り入れながら積極的に取り組んでほしい」とのメッセージが送られ、参加した学生らは熱心に聴講していました。

今回のプレゼンテーションテーマは「地方自治と地場産業」です。参加した学生らは、10月の中間発表に向けて、地域の商工会やさまざまな団体と連携しながら八潮市の地場産業を調査します。それらの調査をもとに、地域資源を活用することによる地域経済の活性化に資する提案や、八潮市だけではなくほかの地域でも広く通用するような活性化モデルの提案などを考えていきます。

説明会の様子
市の課題について説明する八潮市職員
指導にあたる柴田德光准教授