体育学部こどもスポーツ教育学科に進学しようと思った理由を教えてください。
教師になりたいという、将来の夢を実現するために必要なカリキュラムが充実していると感じたからです。また、小学校教諭一種と中学校・高校の教諭一種（保健体育）の３つの教員免許状が取得できるというところが特徴的なこの学科で、自分の教師としてのスキルを磨くことができることも大きな理由のひとつです。他大学とは違い、クラス制で４年間同じ仲間と最後までお互いを高めあうことができる点も魅力的だと感じ、進学を決めました。
いま一番興味・関心を持って学んでいるテーマや分野、科目は何ですか。
こどもスポーツ教育学科では、さまざまな教科のスキルを磨く必要があるのですが、中でも体育科は特に興味関心を持って取り組めていると感じます。学科の特徴に「体育・スポーツが得意な小学校教員を養成する」とあるとおり、さまざまな体育科の講義があります。もともとスポーツ全般が好きで、体育の授業は小学生のころから好きだったので、大学に入学してからも興味・関心を持って取り組めています。
体育という科目はどうしても得意不得意が児童の間で起きてしまうことや、怪我をする危険と隣りあわせで、座学にはない留意点が多く難しい科目でもあります。しかし、自分も好きだった教科だからこそ、今まで出会ってきた先生のようになりたいと思っています。国士舘大学では、子どもたちに身体を動かすことの素晴らしさや楽しさを伝える力を身につけることができる授業があるので、興味・関心を持って授業に取り組めています。
学年を重ねることで自分の成長に役立ったことはありますか。
私は、まだ２年生の秋期を過ごしている段階ですが、確実に大学に入る前と現在では教員という職業に対する理解や情熱はもちろん、教員になるためのスキルも上がっていると思います。入学前、教員とは「勉強を教える人」「子どもたちの前でしゃべる人」のような印象を持っていましたが、授業のための準備や子ども一人ひとりに対する対応、気配りなどを勉強し、意識がガラっとかわりました。
授業の準備や子どもたちの対応方法では、カリキュラムの中で行われる模擬授業などを通して確実に成長し、スキルを磨くことができています。学科の特徴として、大教室で大人数という講義ではなく、比較的小さめの教室で４０人程度で行われる講義が多いので、仲間たちとも協力しやすく、先生との距離も近いので悩み事や学習面の相談もしやすく、自分を成長させてくれる環境が整っています。
将来のイメージについてお聞かせください。
卒業後は、小学校の教師としてスポーツが好きな児童を増やしていきたいです。
小学校にも専門教員を設けて担任と別にするという動きが進んでいるなかで、自分はスポーツ・体育が得意な教員として学校全体を盛り上げ、一人でも多くの児童に身体を動かすことを好きになってもらいたいという理念をもって教員という仕事に取り組みたいです。
そのために日々の講義の中で行われる指導案の作成や模擬授業を通して、教員になるためのスキルを磨くとともに、さまざまなスポーツに触れるためにより多くのスポーツについて調べ、実際にやってみることでスポーツそのものの理解を広げています。
国士舘大学で学んだことで成し遂げられた夢、または必ず成し遂げたい夢を教えてください。
「スポーツ・体育が得意な小学校の教員になる」という夢を成し遂げたいです。この夢は、こどもスポーツ教育学科の仲間たちとともに講義を受ければ受けるほど強くなっています。卒業後は、カリキュラムの中で学んだことを存分に発揮できる教員になりたいと思っています。
国士舘大学をめざす受験生へのアドバイス、メッセージをお願いします。
国士舘大学には自分を成長させてくれる先生、仲間がおり、施設も揃っています。先生との距離も近いですし、４年間を通じて固い絆で結ばれた仲間にも恵まれます。小学校の先生になりたい、運動することが好きで子どもたちに教えてみたい、先生になりたいけど小中高どの段階にしようか迷っているなど、少しでも考えている人は「こスポ」を選べば間違いなしです。苦しいことも多いとは思いますが頑張ってください。「こスポ」で待っています。がんばれ！！
掲載情報は、2024年のものです。
