体育学部スポーツ医科学科に進学しようと思った理由を教えてください。
救急現場の最前線で活躍されている先生方の指導を受けられることに加え、一学年の人数が多いことから幅広い知見を吸収でき、多くの仲間と切磋琢磨して救急救命士に必要なスキルアップができると感じたからです。
消防士という夢を持つきっかけは何でしたか。
知人に東京消防庁の消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー隊)として現場で活躍している方がおり、消防官が身近な存在でした。そんな中、幼少期に親友が目の前で倒れ、救急隊の方が私の不安な心を支えてくださった経験から、「安心感を与え、命を救う」ことができる消防士になりたいと思いました。
学年を重ねることで自分の成長に役立ったことはありますか。
「救急救命処置実習E(海外実習)」で、日本とロサンゼルスの救急医療の違いを学びました。LAの地域特性を学びつつ、日本の救急医療がさらに発展していくために「自分たちが今後何をしていくべきなのか」深く考えることができ、内容の濃い5日間でした。また、多くの実習や学外でのBLS(Basic Life Support:心肺停止または呼吸停止に対する一次救命処置)活動を通して自分の発言にひとつひとつ責任を持てるようになりました。
将来のイメージについてお聞かせください。
将来は、東京消防庁のハイパーレスキュー隊として救急救命士の資格を最大限にいかしていきたいです。また、救急医療の現状を踏まえ良い変化をもたらすような人材になりたいです。さらに、救急救命士を育成する教員も視野に入れています。
国士舘大学をめざす受験生へのアドバイス、メッセージをお願いします。
数多くの実習や豊富な資器材が充実しており、また志の高い仲間たちや、学生に真剣に向き合い指導してくださる先生方がたくさんいます。そんな環境で生活できていることに日々感謝しながら、成長することができます。ぜひ一緒に夢に向かって頑張りましょう!大学でお会いできることを楽しみにしています。
掲載情報は、2024年のものです。