こどもスポーツ教育学科では、体育学部主催で町田市が後援する「こどもスポーツ教室」を開催しています。
本イベントは、町田市内に住む児童らを対象に、基礎体力を高めるプログラムやさまざまなニュースポーツを紹介するもので、2024年1月にスタートし、今期が4期目にあたります。
イベントでは、体育科教育学を専門とする陳洋明准教授が児童の基礎体力向上のためのプログラムを提供し、小学校教員を目指すこどもスポーツ教育学科の学生がボランティアとして参加します。学生らは、運営の中心となるチーフリーダー、児童たちを指導する指導係、ウォーミングアップを兼ねたレクリエーション係、救護係などいくつかのグループに分けられ、それぞれの視点から教育者として必要な資質を学びます。
また、町田市の外国籍の児童が参加する場合には、21世紀アジア学部の学生も参加し、通訳などの言語サポートなどに取り組むなど町田キャンパスにある2学科が一体となり「子どもたちの体力向上や居場所づくり」に寄与し、地域活性化に貢献しています。
このように、本イベントには、子どもたちの体力向上はもちろんのこと、本学と町田市との連携による地域活性化や小学校教員を目指すこどもスポーツ教育学科学生らの教育観・指導観の醸成など多くの意義があります。
7月26日 ティーボール
7月26日、町田キャンパス第3体育館で「ティーボール」が行われ、町田市内に住む児童ら27人が参加しました。この日は、こどもスポーツ教育学科の1~4年生ら37人が参加し、チーフリーダーや救護係など複数の役割に分かれ児童の指導・支援しました。
はじめに、児童らは音楽に合わせて準備運動を行い、ビブスの色で分けられた班に分かれてボール回しゲームなどのレクリエーションで交流を深めました。次に、ティーボールで使用するボールやバットに触れ、実際にキャッチングやバッティングをしながら、捕る・打つ・走るなどの多様な運動を体験し、ティーボールの魅力に触れました。その後、班対抗のゲームが行われ、児童らは身に付けた力を使いながら縦横無尽に体育館を駆け回りました。ゲームには学生らも共に参加し、キャッチングやバッティングへのアドバイスや作戦を一緒に考えたりと、参加した児童をサポートしながら交流をより一層深めました。
参加した児童らは、終始笑顔で体験しており、サポートした学生からは「子どもたちと動くことで元気がもらえる」「継続的にきている子どもたちの成長を感じられてうれしい」といった声が聞かれるなど充実した様子が見受けられました。
さらに、ご家族からは「自分の子どもは普段人見知りをするのだが、学生の皆さんが優しく接してくれるおかげで生き生きと運動している姿を見られた」「学生の皆さんの細やかなサポートのおかげで、安心して預けられる」といった声が聞かれるなど、ご家族にとっても充実した時間となった様子でした。
次回は、8月9日(土)に町田キャンパスで「ドッチビー」を開催予定です。
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