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在学生

地理学から得た防災の知見と防災士の資格を活かし、航測会社で災害に強いまちづくりに貢献するのが夢です。

文学部 史学地理学科 地理・環境コース 3年 山崎 雅弘 (東京都私立高輪高等学校 出身)

文学部史学地理学科 地理・環境コースに進学しようと思った理由を教えてください。

防災のまちづくりに関連した地理に興味があり、一般入試の社会科で地理を選択できる大学を調べ、本コースを志望しました。

いま一番興味・関心を持って学んでいるテーマや分野、科目は何ですか。

佐々木明彦教授の「空中写真判読」です。空中写真を2枚並べて立体に見る「立体視」を行い、卒業論文でも使う植生の判別や河岸段丘や海岸段丘の空中判読を行いました。教授と学生の距離が近いのが特徴で、教授に質問しやすく判読に迷ったときに質問しやすかったです。この授業の厳しさは、立体視ができるまで練習と努力が必要であることです。

学年を重ねることで自分の成長に役立ったことはありますか。

地理・環境コースには、有志の学生が主体となって運営を行っている国士舘大学地理学会役員会があります。

役員会では、毎年開催される総会や研究発表会とその後の懇親会の計画・運営、巡検の計画とその実施、学会だよりの作成・配布、新入生の履修相談などを行っています。会計長である私は、教授とメールで連絡を取り、各部署と調整を行いながら地理学会の予算案・決算案の作成を行いました。

地理・環境コースの1~3年生が所属しているため、地理に特化した先輩後輩のつながりができ良い機会となりました。

ゼミ(研究室)ではどのような活動を行っていますか。

小山拓志先生のゼミでは、火山、地形、防災とさまざまな分野に分かれて輪読を行っているため、多様な知識が自然と身につきます。私は防災に関する論文、特に津波の避難に関する論文を読んでいます。

将来のイメージについてお聞かせください。

卒業論文では防災に関することをまとめたいと思っています。そして卒業後は航測会社に就職したいと考えています。

また、将来に備えて防災士やドローンの民間資格を大学の授業を経て取得しました。

国士舘大学で学んだことで成し遂げられた夢、または必ず成し遂げたい夢を教えてください。

必ず成し遂げたい夢は、日本百名山をすべて登頂することです。

大学に入学してから友人に影響され、興味を持ち登山をするようになりました。体力がつき、また授業で学んだ地形などを実際に見ることができ授業の復習をすることができるようになりました。

国士舘大学をめざす受験生へのアドバイス、メッセージをお願いします。

受験は個人戦のようで団体戦です。みんなで励ましあって最後まであきらめずに頑張ってください!!



掲載情報は、2024年のものです。