8月4日から7日にかけて、一般社団法人司法教育支援協会(千代田区)主催、法務省共催の中学・高校生を対象とした「夏休み特別企画 刑事司法探究プログラム」が実施され、8月6・7日開催の模擬裁判において本学世田谷キャンパス34号館の模擬法廷教室を施設提供し、吉開多一教授指導のもと、吉開ゼミに所属する学生のべ16人が運営をサポートしました。
参加した中高生はこのプログラムに先だって、昭島市の国際法務総合センターを見学し、刑事司法を支えるさまざまな分野について理解を深めました。その翌日には、裁判所で実際の裁判を傍聴した後に、検察庁を訪問し現役検察官や専門家らの話を聞きました。
8月4日と5日には本学世田谷キャンパスにおいて、裁判官・検察官の経験がある弁護士を含む現役弁護士から直接指導を受け、模擬裁判の準備をした上、8月6日と7日に、本学世田谷キャンパス34号館の模擬法廷教室で生徒らが検察官・弁護人・裁判官・裁判員になりきって、現役の裁判官による指導のもと審理・評議に参加しました。被告人や被害者、目撃者役などを本学学生や記者が担当し、検察官・弁護人役の中学・高校生を現役弁護士が指導するという、豪華な模擬法廷となりました。模擬裁判の様子は、複数のテレビ局および新聞社が取材し、ニュースとして報道されました。
被告人役として模擬裁判に立った山田晋太郎さん(法3年)は、「日本国内で刑法犯で検挙された人のうち、再犯者率は約50%と言われており、2人に1人が再犯者となっている現状がある。今回の模擬裁判で被告人役を通し、どのような処遇を行うことによって再犯率を下げることができるのか考え、卒業後は刑務官を目指して勉強に励みたい」と述べました。
今回参加した中高生は、4日間でのべ47名にのぼりましたが、「昨年は検察官役で参加し、今年は裁判官役を行ったがそれぞれの視点を経験してみて改めて物事の判断をする難しさを理解した」「浮かび上がった事実から量刑を考えることに時間がかかってしまったので実務で行う場合はより慎重な判断が必要であると感じた」などと話していました。
同協会は、法曹界の志願者が減るなか、司法の担い手や法務の知見を有する人材を育成することを目的に一昨年1月に設立され、若い世代が司法の世界を知る機会を提供しています。
8月6日開催
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8月7日開催
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