21世紀アジア学部で7月5日と19日に「日本語教育実習」を実施しました。日本語教員養成課程を履修している3,4年生が課程の集大成として、例年、夏休み前にキャンパス内で教壇実習に臨んでいます。今年度は14名の実習生が、中国、韓国、台湾、キルギス出身の留学生13名の協力を得て、日本語指導を行いました。
実習生は担当教員の指導や先輩学生のアドバイスを受けながら、各自の担当項目が実際の日本語コミュニケーションの中で、どのように使われるのかを留学生にわかりやすく伝えられるよう4月から準備をしてきました。教壇実習当日は、各自が作成したスライドや教材を使って、工夫された授業が展開されました。
実習終了後には、「留学生の皆さんのおかげで自信をもって授業ができた」「十分に準備したつもりでいたが、新しい課題が見つかった」「実習で終わらず、キャンパス内で留学生との交流をさらに深めたい」など、さまざまな感想が聞かれました。
21世紀アジア学部では、日本語を第二言語として学ぶ人に対する語学教育に従事する教員の養成を目的として日本語教員養成課程を設置しており、「日本語教育実習」を経て日本語教員として活躍する人材を輩出しています。本課程の修了者は「日本語教員試験(応用試験)」合格のみで、国家資格としての「登録日本語教員」の資格が得られます。(詳細はこちらをご覧ください。)





