政経学部は、政治行政学科と経済学科の2学科から成っており、人間性を尊重し、政治、経済の専門的知識を活用する力を身につけ、多様化する現代社会の中で中心的役割を担う人材の育成を目的としています。そのためには、教育を受けることで必要とされる基礎学力としての知識や理解力、社会や国家、国際社会のあるべき姿や課題を論理的に考える思考力や判断力を身につけなければなりません。また自分の考えを他者にわかりやすく説明できる表現力や人々と協働する姿勢も必要となります。
本学部では、これらの目的を達成するために、きめの細かい指導をすることにより学生一人一人に目が行き届くよう心掛けています。1年次から4年次までのゼミナールはその典型です。1年生全員が受講するフレッシュマンゼミナールは、大学生活の送り方、親しい人間関係の構築、悩み事や進路について話し合い、大学生活を有意義に送る手助けをしていきます。2年次以降の基礎ゼミナールは、専門課程に入る前に必要とされる準備段階として、やっておかなければならないことを学びます。3年次以降の専門ゼミナールでは、同じ専門領域を学ぶ学生同士で議論し、表現力や論理的思考力を養い、卒業論文を作成に結びつけます。
さらに幅広い分野での知識教養を身につけるため、両学科間のハードルを低くし、双方の科目を履修することができます。
また専門的な知識とともに、人間性を高める上で必要とされる、世のため人のために尽くす公徳心や道徳心をもち、修得した知識を活用して社会に貢献する意欲や能力のある学生の育成にも力を入れています。
プロフィール
岩元 浩一 いわもと・こういち
- 1979年
- 青山学院大学経営学部 卒業
- 1981年
- 青山学院大学大学院経済学研究科修士課程 修了
- 1984年
- 東海大学大学院経済学研究科博士課程 満期退学
- 1984年
- 静岡英和短期大学 専任講師
- 1987年
- 国士舘大学専任講師を経て
- 現在
- 国士舘大学政経学部教授