国士舘大学文学部人文学会は、文学部学生と文学部専任教員などから構成される学会です。この学会は、文学部で行われている研究や教育の発展に資することを目的として設置されています。
文学部には、教育学科(教育学コース、初等教育コース)、史学地理学科(考古・日本史学コース、地理・環境コース)、文学科(日本文学・文化コース)の3学科5コースが置かれています。学会会員である文学部教員は、それぞれの学問領域の研究に取り組み、その成果は教育を通して学生の学修や研究に還元されています。これらの一部は、学会誌『国士舘人文学』で公表されています。2022年4月現在、通巻で第54号を数えますが、『国士舘人文学』創刊号(通巻43号)以降、本学図書館HPより学術情報リポジトリとして公表しています。
また、人文学会では会員を対象とした講演会や研究会、シンポジウムも開催しています。最近の例では、「国士舘の源流を探る―吉田松陰をめぐって―」などのシンポジウムや『地域・社会に貢献する「防災拠点大学」』と題して勉強会を開催し、学部を超えた教員の交流の場となっています。近年、コロナ禍における学会活動をどのように進めていくべきか、模索が続いています。そのなかで、「選ばれる文学部」を目指して、人文学会主催の写真展などを開催し、学内外に発信する試みをしています。
プロフィール
仁藤 智子 にとう・さとこ <専門分野>
歴史学・日本古代史
- 1990年
- お茶の水女子大学大学院人文科学研究科史学専攻 修了
- 1993年
- お茶の水女子大学大学院人間文化研究科比較文化学専攻 単位修得退学
- 1993年
- お茶の水女子大学大学院人間文化研究科 助手
- 1995年
- 日本学術振興会特別研究員(PD・東京大学)
- 1999年
- お茶の水女子大学より博士(人文科学)を授与
- 2014年
- 国士舘大学文学部・同大学院人文科学研究科 准教授
- 2019年
- 国士舘大学文学部・同大学院人文科学研究科 教授
- 2018年~2020年
- 国士舘大学文学部 学生主任
- 2020年~2022年
- 国士館大学文学部史学地理学科考古・日本史学コース主任
- 2022年
- 国士舘大学文学部 学部長
- 歴史学研究会
- 木簡学会
- 日本史研究会
- 大阪歴史学会 ほか