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「養成」だけでは飽き足らない

小学校・幼稚園の教員を養成する課程です。単に免許を得るための単位を取得させたり、採用試験に合格させたりするだけでは、不十分だと思います。4年間で皆さんには教員という仕事のやりがいについて見通しを持ってほしい。試験に受かったけど、それから何をしたいか、するべきかわからなくなったということでは、本末転倒です。では仕事のやりがいとは何でしょう。人によって説明の仕方は異なるでしょうが、やりがいを見出す3つの視点を私は指摘しましょう。

やりがいを見出す3つの視点

第1は、「教える」内容や方法の本物をつかむことです。情報を右から左に受け流したり、既に知っているやり方を小出しにしたりするだけでは、卒業してから数年で教師としての財産が枯渇します。子どもに一歩先んじて教材の面白さを発見し、「あ、そうか」、「面白い」という感動を授業で子どもと共有する。そのために知性のアンテナが伸ばせるようなあなたの学び。そして共有するための用意周到な計画が必要です。これらができるように4年間の学びを活用しましょう。
第2は、教育実践との関わりです。これまで児童生徒としての立場でしかなかったのですから、教員の側の視点に立ってみることはとても大切です。理論と実践の往還という言葉があります。既に行われていることへのリスペクトを保ちながら実践を見つめることは、そこにやりがいを見出すための必要条件です。
第3は、他者との関わりです。教師は決して閉鎖的な教室の支配者ではありません。学校という小さな社会の中で、授業がうまく行ったとか、失敗したとかと同僚と語り合い、互いに協力していく同僚性。そして地域の中にある学校として機能することが求められています。このコースは、大きな大学の中の小さなセクションです。他者との関わりのための資質は、学生同士が互いに顔と名前を一致させた付き合いをし、コース独自の行事(運動会・音楽会・雑誌『すくすく』)や、サークルなどを協力して創っていく過程での成長によって培われるものです。

初等教育コースの現在・過去・未来

本コースは、教育学科初等教育専攻として1969(昭和44)年に創設され、2018(平成30)年に文学部が3学科5コースとなったことに伴い、教育学科初等教育コースとなりました。創設当初の卒業生なら「親御さんを教えた先生が卒業生だった」。これから入学する人が将来、「教育実習でお世話になった学校の校長先生が実は卒業生」というドラマもあり得るでしょう。このように、時代の厚みがあります。
いま私たちは、上に述べた3つの視点が見いだせるような環境を作り、入学する諸君の活用を待っています。そして我々の一員としてコースの個性を、あなたが、さらによりよく伸ばしてくれることに期待します。

プロフィール
初等教育コース主任
正田 良 しょうだ・りょう
1957年
東京都生まれ
1980年
東京大学 教育学部 卒業
1984年
東京学芸大学大学院 修士課程修了。中学校・高等学校での教職(数学科)を経て、
1997年
東京電機大学 工学部専任講師(教育方法)。その後三重大学教育学部助教授(数学教育)を経て、
2005年
本学部助教授、2007年より現職。大学院人文科学研究科を兼担している。
<専門分野>
  • 数学教育・教育方法
<所属学会>
  • 日本数学教育学会
  • 日本教育方法学会
  • 日本カリキュラム学会
 

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2020年04月02日更新

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