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歴史学は役に立たないか

 進路を選ぶとき、「社会に出て役に立つ学問を学ぶべきではないか」という問いを投げかけられることがあるのではないでしょうか。社会に出て役に立つということを「技術スキル」と考えると、歴史学(考古学も含む)は遠く感じるかもしれません。しかし、歴史学は、残された史料や資料を丹念に読み解き、多角的に、客観的にその事象を捉え、大きな歴史のうねりの中で位置づけていく「手法メソッド」をとります。実社会においても、膨大な情報あるいは一片の資料から事象や事態を読み解き、あるべき方向性を多角的かつ客観的に思考しながら論理的に発信する際に、歴史学の手法がおおいに役に立つのではないでしょうか。大学の4年間に、このような思考法や手法を身につけることは、あなたの長い人生において大きな力となると思います。

先入観や偏見を捨てて、史料や資料と向き合う

 皆さんの持っている歴史観は、ドラマや映画、小説、あるいはゲームやネット情報などで作られているかもしれません。多くはフィクションで、作り手の主観が反映されています。一度、そのような先入観をおいて、史料や資料と向き合ってみませんか。そこから浮き上がってくる歴史像をすくいあげて再構築していくのが歴史学です。歴史事象は多様性と重層性をもつものです。どこに視点を置くのかで、事象の見え方や位置づけが大きく変わってくるのです。虚心に史料や資料を読み解いていく、そこからすべて始まります。

多様で実践的な学修プログラム

 本学で学ぶメリットは、考古学と歴史学を共に実践的に学べることです。考古学はもちろん、日本の古代・中世・近世・近代・現代のすべての時代やヨーロッパ史とアジア史までカバーする専任教員が揃っています。カリキュラムも時代の求めるものに応じて改編を重ねており、現在は2019年度から始まった新カリキュラムが運用されています。新カリキュラムに合わせて、コース専任教員で執筆した『日本史概説-知る・出会う・考える』(北樹出版社)をテキストとして学びを深めていきます。

【著書紹介】『日本史概説:知る・出会う・考える』


 1年次は通史と学問の基礎固め、2年次は基礎演習にあたる「史料・資料を読む」、3・4年次は本格的な専門分野の講義や演習を中心としたカリキュラムになっています。「考古学実習」や「史料学実習」などの実践的な授業も1年次生より履修することができます。

※『日本史概説』(北樹出版社)はコース専任教員全員で執筆しました。

一緒に学んでいきましょう

 私の専門分野は、飛鳥から平安時代に至る日本の古代史ですが、日本列島だけでなく常に世界のうごきと連動した歴史像を模索しています。また、日本文学や日本語学の研究者との共同研究を通じて学際的研究の有用性も実感しています。学問には終わりがないのです。さあ、一緒に学んでいきましょう。

プロフィール
仁藤 智子主任 考古・日本史学コース主任
仁藤 智子 にとう・さとこ
埼玉県に生まれる
1990年
お茶の水女子大学大学院人文科学研究科(史学専攻)修了 修士(人文科学
1993年
お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程(比較文化学専攻)単位修得退学
1993年
お茶の水女子大学大学院助手
1995年
日本学術振興会特別研究員(PD・東京大学)
1999年
博士(人文科学)をお茶の水女子大学より授けられる
2014年
国士舘大学文学部・同大学院人文科学研究科 准教授
2019年
国士舘大学文学部・同大学院人文科学研究科 教授
く専門分野>
  • 歴史学・日本古代史

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2020年04月02日更新

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