私たち、地理・環境コースでは、「地理学的なものの見方・考え方を習得すること」すなわち「我々を取り巻く自然環境や人文環境を地理的空間として理解できる能力を養うこと」に教育目標を置いています。学生に対し、自分の目で見て、自分で考え、自分の「ことば」で表現する習慣を身につけさせ、データに基づく実証的かつ論理的な作業ができるようになることを求め、こうした地理学的な見方の習得を通じて、現代社会のさまざまな事象に対する広い視野と理解力を持ち、社会の発展に資する人材を育成することを目的としています。
こうした目的を果たすべく、地理学に基軸をおきながら、地理と環境を総合的に学ぶことができるようよう、自然環境科目群・人間環境科目群・地域環境科目群・情報調査科目群・調査研究科目群というジャンルそれぞれに、基礎から応用まで多くの専門科目を設けて、4年間で幅広い専門知識を学ぶことができる環境を整えるとともに、野外実習や卒業論文を必修科目とすることで、すべての学生に対し「地理学的なものの見方・考え方」の習得を求めています。また、7人の教員の専門領域は地理学の広範な分野をバランスよく網羅しており、学生の力を有効に引き出すため、少人数できめ細かい指導を行っています。
プロフィール

加藤 幸治 かとう・こうじ
- 1969年
- 神奈川県生まれ
- 1991年
- 横浜市立大学 文理学部文科 卒業
- 1993年
- 明治大学大学院 文学研究科 地理学専攻 博士 前期課程 修了
- 1997年
- 明治大学大学院 文学研究科 地理学専攻 博士 後期課程 退学
- 1997年
- 広島大学 文学部 助手
- 2001年
- 国士舘大学 文学部 講師 助教授・准教授をへて教授
(2012年より)
- 2005年
- 博士(地理学)を明治大学より授与
- 経済地理学
- サービス経済地理学
- 地域経済論