研究活動

学会長メッセージ

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 2002年4月、国士舘大学21世紀アジア学部は、その名のごとく、この21世紀におけるグローバル化の一大中心として発展していくアジアに対して広い領域と分野で関わり、世界で活躍していく能力を持つ人材の育成を目指して開設され、開設以来すでに20年の歴史を刻む中で、多くの卒業生を送り出してきました。

 21世紀アジア学会は、学部発足と同時に学部内に設置され、アジアについて多面的多角的に研究し、その成果を発表して、教育の実践現場に還元することを目標に、教員・学生に広く開かれた学びの場として活動しています。これまでにも、アジアの各界で活躍される方々を講師とした講演会やワークショップ、研究・出版活動への支援、あるいは図書資料収集などを行ってきました。特に、毎年度刊行している学会紀要である『21世紀アジア学研究』は、本学部教員によるアジア学研究成果を世に問うメディアとして、重要な役割を担っています。また、毎年度末に開催するアジア学会大会においては、学外から著名な研究者を招聘して記念講演を行うと同時に、学部学生が学修の集大成として制作した卒業論文の中から優れた成果報告を選抜し、発表と表彰を行い、激励する場としての役割をも果たしています。

 2022年春のウクライナ戦争勃発以来、グローバル世界は、従来にも増して一層の混迷の度を深めています。また地球規模の気候変動は、私たちの足元を、直接に揺るがせています。いまや時代は、全世界的視野を持たねば理解も対応もできず、またその中で生き抜き、生き残っていくためには、もはやアジアにとどまらないものの見方が必要とされてきているのかもしれません。そしてその中で、日本はどのような進路を選んでいくのか。21世紀を担う若き人々に課せられた使命には、重大なものがあります。

 21世紀アジア学会は、本学部における教育および学術活動の支援組織としての機能を果たしつつ、国士舘精神の精髄たる「世のため、人のため」に役立つ人材育成という根本を忘れることなく、今後も各種の活動展開を図って行きたいと考えています。

プロフィール
21世紀アジア学会 学会長
濱田 英作 はまだ・えいさく
国士舘大学21世紀アジア学部教授。

1956年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。

札幌国際大学助教授、埼玉女子短期大学教授、
国士舘大学アジア・日本研究センター教授を経て、 2002年より現職。
大学院グローバルアジア研究科委員。

専門分野は、古代中国史、シルクロード史、文化論、宮澤賢治研究。

<主要著書>
  • 『中国漢代人物伝』(成文堂、2002)
  • 『21世紀アジア学』(共著、成文堂、2002)
  • 『リーディングス21世紀アジア』(共著、成文堂、2014)
<主要訳書>
  • 『NHK 大英博物館 5』(日本放送出版協会、1991)
  • 『シルクロードの伝説』(サイマル出版会、1994)
  • 『シク教』『ヒンズー教』(岩崎書店、1999)
  • 『女と独裁者』(共訳、柏書房、2012)
  • 『敗者が変えた世界史 下』(共訳、原書房、2019)
  • 『暗殺が変えた世界史 下』(共訳、原書房、2019)
  • 『独裁者が変えた世界史 上・下』(共訳、原書房、2020)
  • 『「悪」が変えた世界史 下』(共訳、原書房、2020)
  • 『傑物が変えた世界史 下』(共訳、原書房、2021)
  • 『世界史を変えた40の謎 上・下』(共訳、原書房、2022)


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