2026.10.10

「せたがやクリーンアップ作戦」に参加し、商店街の環境情報を調査しました

経済学科 准教授 赤石 秀之

2026年10月2日、政経学部赤石ゼミは世田谷区が実施する「せたがやクリーンアップ作戦」に参加し、キャンパス周辺の商店街を対象とした環境情報調査を実施しました。

今年度の赤石ゼミでは、一般社団法人ピリカとの連携により、「人の目で地域の環境課題を発見し、見える化し、地域の行動につなげる」ことを目指した「ヒトノメ・プロジェクト」に取り組んでいます。第1弾では、学生たちが商店街でどのような環境情報を集めるべきかを考え、調査設計を行いました。 今回の現地調査では、

梅ヶ丘商店街

豪徳寺・山下商店街

松陰神社商店街

の3商店街を対象に、ポイ捨てごみの実態と商店街の景観状況を調査しました。学生たちは、ゴミの種類や数量を記録する「ゴミカウント調査」と、商店街の環境を評価する「景観グレード調査」を実施し、気付いたことを記録しました。 調査の結果、商店街ごとに異なる特徴が見られました。

梅ヶ丘商店街では、生け垣や自動販売機周辺に小規模なポイ捨てが確認されました。豪徳寺・山下商店街では、ポイ捨てごみの多くが吸い殻であり、駅周辺に集中していました。松陰神社商店街では、公園や裏道、店舗の隙間など、人目につきにくい場所にごみが集まる傾向が見られました。 学生たちからは、

「人目につかない場所ほどごみが多かった」

「人が多い場所は逆にきれいだった」

「同じ商店街でも場所によって環境の状態が違っていた」

といった声が聞かれました。 今回の活動を通じて、学生たちは単にごみを拾ったり数えたりするだけでなく、地域の環境課題を発見し、その特徴を環境情報として捉える経験を得ることができました。今後は、今回収集した環境情報を分析し、商店街の人々や地域住民に分かりやすく伝えるための「見える化」に取り組みます。また、その成果を学会等で発表しながら、環境改善につながる提案へと発展させていく予定です。