9月5日、北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院で開催された「2026年度 情報文化学会・北海道支部大会」において、政経学部政治行政学科古坂正人ゼミナールに所属する学生9人が、東京目黒区で開催された地域活性化イベント「目黒マルシェ」を対象とした調査研究の成果を発表しました。
古坂ゼミでは、「目黒マルシェ」を社会連携の先進事例と位置づけ、人流調査、行動観察、ヒアリング調査などを実施しています。5月2・3日に開催された第15回目黒マルシェでは、2日間で13,602人が来場。学生らは、来場者の属性や行動パターン、店舗との交流、出店者同士のネットワーク形成などを調査し、子どもから高齢者まで幅広い世代が参加する「交流の場」としての特徴を分析しました。
今回の発表では、古坂ゼミが開発を進める社会連携アセスメントツール「GETAR Index(下駄モデル)」を活用した分析についても報告しました。同ツールは、日本の伝統的な履物である下駄をモチーフに、地域活性化イベントにおける多様な主体の関わりや社会連携のプロセスを可視化するものです。学生が社会起業家の視点から地域イベントを捉え、活動を多角的に評価することを目的としています。
調査の結果、第15回目黒マルシェは100点満点中85点と評価され、参加者間の交流の深まりや地域内外へ広がるネットワーク形成などが高く評価されました。また、学生にとっても、現地での調査から学会発表までを経験することで、社会連携のあり方を実践的に学ぶ機会となりました。
発表後の質疑応答では、北海道大学の教員や大学院生から研究内容についてコメントや質問が寄せられ、「GETAR Index」の他地域への展開などについても意見が交わされました。
古坂ゼミでは今後も目黒マルシェでの調査を継続するとともに、中高生との共同調査などを通じた世代間交流にも取り組み、学生と地域の多様な主体が共に学び合う新たな社会連携のあり方を探究していきます。
発表の様子





