「授業の現場から」とは
本企画は、各学部のゼミ・研究室に所属する学生に執筆をお願いし、ゼミ・研究室の特徴や学習内容、日々学び実践していることなどを紹介しています。
助川成也ゼミ 執筆者:黒瀬直弥さん(政経学部3年)
経済学科の助川成也ゼミでは、東南アジアの経済・政治・社会について専門的に学んでいます。通常のゼミでは、東南アジアの持続的な経済成長や政策形成、地域経済統合などをテーマに、専門書の輪読や発表を通じて理解を深めています。
本ゼミの大きな特色は、教室での学びにとどまらず、幅広い学外活動を通して実践的な経験を積めることです。その一つが、国際交流です。助川ゼミでは、日本で介護福祉士資格の取得を目指すインドネシア人候補生との交流会を継続的に実施しています。候補生から、母国を離れて日本で学ぶ理由や日常生活などについて直接話を聞くことで、異文化への理解を深めるとともに、同世代の努力する姿に大きな刺激を受けています。また、今年度は本学を含む7大学50人の学生で構成される「首都圏合同ゼミ」にも参加しています。「『自国ファースト』と国際協調」を共通テーマに掲げ、「国際社会」「地域」「歴史」の3つの視点から共同研究を進めています。他大学の学生と議論し、多様な視点や考え方に触れられることも、大きな学びとなっています。そのほか、物流や産業の現場を学ぶ社会見学もゼミ活動の特色です。経済を実社会の中で理解でき、進路を考える上でも大きな財産となります。
助川ゼミでは、世界の成長センターとも呼ばれる東南アジアを専門的に学びながら、学外活動を通じて視野を広げられます。授業の学びと実践的な経験を結び付け、多角的な視点を養えることが、このゼミの大きな魅力だと感じています。
<国士舘大学新聞2026年7月27日発行号に掲載>

