2025.07.29

政経学部の柴田德光ゼミと石見ゼミが若林小学校の子ども夏祭りを手伝いました

政治行政学科 教授 石見 豊
政治行政学科 准教授 柴田 德光

7月26日、政経学部の柴田德光ゼミナールと石見ゼミナールの9人の学生たちが、世田谷区立若林小学校で開催された子ども夏祭りを手伝いました。9人の学生たちは、開会式に参加した後、8つの教室に分かれて、6年生の子どもたちが教室ごとに出す展示の手伝いをしました。各教室での展示では、読み聞かせ、工作、絵手紙、ダンス、昔あそびなど、工夫を凝らした参加型の内容が披露され、学生たちも子どもたちに交じって活動しました。

閉会式では、鼓笛の演奏に続いて、6年生の子どもたちが作成した「ねぶた」が披露されました。6年生の子どもたちは、1年がかりでSDGsや環境問題について学び、廃材から和紙を作り出し、その和紙を使って「ねぶた」を制作しました。「ねぶた」の披露の際には、子どもたちに大学生も交じって、「ラッセラー、ラッセラー、ラッセ、ラッセ、ラッセラー」と威勢のよいかけ声をかけながら、ピョンピョン跳ねる「跳人踊り」に挑戦しました。本学吹奏楽部の学生も加わり「ねぶた」のお囃子を演奏しました。

今回の企画は、石見ゼミナールの学生たちが、5月22日に若林小学校で開催された地域連携によるまちづくりを考える「若林サミット」で出てきた要望に応えたものです。そして、「ねぶた」をめぐる子どもたちと学生との連携は、楓門祭での展示にもつながる予定です。世代を超えた地域連携の挑戦を今後も少しずつ着実に続けていきます。