News
2026.07.09

令和8年度合同防災訓練を実施しました

その他

7月3日、世田谷キャンパスで本学職員対象の「令和8年度合同防災訓練」を実施し、町田・多摩キャンパスの職員を含む約40人が参加しました。本訓練は、東京地方を中心とする大規模地震の発生を想定し、初期消火要領ならびに震災時に活用する各種防災資機材取り扱い訓練を通して、キャンパスの安全を守り、震災時の活動能力向上および防火・防災意識の向上を図ることを目的としています。また、今回は防災・救急救助総合研究所の教員らの指導のもと、AEDを活用した心肺蘇生法の実技も実施し、緊急時の傷病者への適切な対応方法についても実践的に学びました。

開式のあいさつで、統括防火・防災管理者の山根潤法人事務局長は、「本訓練を通して、実際の現場に立った時に少しでも役立てられるよう、ひとつでも多くの学びを得てほしい」と述べました。また、災害発生時の最重要課題としてトイレに関する問題をあげ、総務課員の実演のもと、非常用トイレの使用方法についても説明を行いました。

午前中は、防災・救急救助総合研究所の教員らが「AEDを活用した心肺蘇生」をテーマに、救急搬送における救命率の実態や早期心肺蘇生の必要性について講義を行いました。その後、訓練用人形を使用し、胸骨圧迫やAEDの使用方法などについて実技を交えながら学ぶとともに、周囲の安全確認や回復体位の仕方など「救命の連鎖」の必要性についても学びを深めました。

午後は、世田谷消防署員による、リチウムイオン電池火災に関する講義、通報訓練および初期消火訓練が行われました。講義では、近年、モバイルバッテリーや手持ち扇風機からの発火が問題になっていることから、発火時の対処方法や各自治体の正しい収集方法について、映像を見ながら確認しました。その後、119番通報の練習や訓練用の消火器を使用した初期消火訓練を行いました。

続いて、総務課員より34号館およびメープルセンチュリーホールのマンホールトイレとベンクイックの設置場所や取り扱いについて説明を受けた後、各班で協力しながらで組立を行いました。また、発動発電機の使用手順の確認を行ったほか、各防災倉庫を見学し、本学の備蓄品や必要資機材の確認も行いながら、緊急時に迅速な搬出・運搬が行えるよう備えました。

最後は、総務課防災アドバイザーの石井文昭職員が、本訓練の振り返りを行うとともに、今年3月に改訂した「地震発生時の対応マニュアル」についても紹介し、「震災発生時には、マニュアルを中心に各自が行うべき行動をとり、学生・生徒の安全を守れるよう迅速な対応を行っていってほしい」と述べました。

閉式のあいさつで、世田谷キャンパス防火・防災管理者の水戸部真由美総務部長は「震災発生時には、誰かがやるではなく、ひとりひとりが行う意識で、今後も防災対策に取り組んでいってほしい。また、地域の避難施設となることから、学生をはじめ地域住民の方々への対応もしっかり行っていく必要がある」と述べました。

非常用トイレの設置方法を実演
AEDを用いた心肺蘇生法の実技訓練
回復体位の方法
マンホールトイレの組み立て