「防災教育」に力を入れる本学では、4月に全新入生を対象とした防災総合基礎教育を実施しています。
平成26年度(2014 年)より開始した本教育では、防災に必要な「自助・共助」の力を身につけることを目的とし、災害の諸知識に加え、応急手当や搬送方法、初期消火など防災に資する知識を幅広く学びます。
今年度は、4月2日から9日にかけて各キャンパスで実施され、本学防災・救急救助総合研究所の教職員指導のもと、新入生約3000人が参加し、学部を問わず積極的に防災へのスキルを深めました。
防災の基礎を学ぶ「講義」
防災総合基礎教育では、はじめに講義で防災の基礎を学びます。
講義では、防災に対する心構えや災害発生リスク、日ごろ備えておくべき事柄など防災に必要な諸知識を学ぶほか、アクティブラーニング形式を用いた防災クイズなどが行われ、新入生らが主体的に学びを深めました。
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AEDを用いた「心肺蘇生法講習」を実施
令和8年度(2026年)4月より、新たな試みとして防災総合基礎教育内で「AEDを用いた心肺蘇生法講習」を実施しました。
本講習は、正しい一次救命処置の理解を通した防災スキルの向上に加え、本学が第3次中長期事業計画で推進する防災士資格取得を後押しすることをねらいとし、約150台のAEDトレーナーを用いて新入生全員が実践的に学べる環境を整えたうえで実施しました。
講習では、救急救命士資格を有する本学防災・救急救助総合研究所の教員指導のもと、心停止に至る事例や時間経過に伴う救命率低下などの基礎知識を学びました。その後、新入生一人一人に用意されたAEDトレーナーと人形を用いて、正しい胸骨圧迫や呼吸の確認方法、AEDを用いた電気ショックの手順を実践的に確認しました。
新入生らは、緊張した面持ちながらも、互いにコミュニケーションを取りながらより質の高い一次救命処置への理解を深めました。
受講後は修了証が発行され、防災士取得に必要な救急救命講習認定条件を満たします。防災士資格取得はもちろんのこと、「防災リーダー副専攻」や全学共通教育科目「防災リーダー養成論・同実習」の受講、災害ボランティアへの参加など、新入生それぞれの学生生活に「防災」が紐づくことで学びの幅が広がることが期待されます。
受講学生の声
AEDに初めて触れた。今回学んだことを生かして有事の際にいち早く行動できるようになりたい。
実践的に理解を深められてよかった。防災士の資格取得やボランティア活動などにも積極的に挑戦していきたい。
祖父母が高齢のため、日ごろから心肺蘇生法の知識を身に付けておくことは重要だと感じていた。大学入学時のタイミングでこれらの知識を身に付けることができて心強い。
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「新生活におけるリスクマネジメント」呼びかけー違法薬物教育もー
今年度は、新入生全員が違法薬物の危険性やリスクを理解し、正しい知識を身に付け健全な学生生活を送ることを目的とした違法薬物教育も実施しました。
教育では、実際の薬物乱用の事例に基づいた映像を視聴し、薬物依存の危険性への理解を促しました。
さらに、法学部では警視庁北沢警察署から外部講師を招き、薬物依存のみならず特殊詐欺などの身近に潜むリスクと法的処置の内容を具体的に紹介される場面も見受けられました。
そのほか、自転車の交通マナーなどの新生活に向けた総合的なリスクマネジメントへの注意喚起がなされ、新入生らは真剣な面持ちで聴き入り、さまざまなリスクとの正しい向き合い方を深く考える機会としました。
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