子どもへの変わらぬ愛情を軸に・就職活動で広がった世界
幼いころから「子どもが大好きだった」と話す林歩花さん。友達に会えることやよき恩師に恵まれたことにより「学校に行くことが楽しみだった」と学生時代を振り返り、いつしか「教員」の夢を志します。その夢をかなえるべく本学文学部教育学コースの門を開き、郡司菜津美ゼミでの学びを深めていく中で林さんの夢が変化していきます。今回の就活体験レポートは、そんな林さんの夢の変化、就職活動を通してどのようにその夢をかなえたのか、内定までのお話を伺いました。
| 就職先 | 株式会社トイカード |
|---|---|
| 出身高校 | 埼玉県立越谷南高等学校 |
.webp)
養護教諭から一般企業へ、"子どもへの愛情"が私の軸
養護教諭を目指したきっかけを教えてください
高校3年生の進路選択で今までの自分を振り返ったときに小学校の頃から"学校が大好き"だったことに気がつきました。そこから学校で働くことのできる教員を目指すようになり、国士舘大学文学部教育学科への入学を決めました。しかし、人前に立って教えるよりかは困っている子どもや児童生徒を助けたいという思いがあり、それならばと養護教諭を目指すようになりました。
教育学コースではどのようなことを学びましたか
教育学コースでは、主に養護教諭の免許取得のための授業を履修していましたが、想像以上に看護に対する知識が必要で苦労しました。そのような中でも、養護教諭を目指していた仲間たちやゼミの指導教員であった郡司先生の支えもあり、教育に対する知識を広げ教員免許を取得することができました。教育学コースの少人数制による周囲の学生や先生方との距離も近くアットホームな雰囲気が自分には合っていました。
ゼミ活動ではどのようなことに取り組みましたか
郡司ゼミは教育心理学のゼミで、心理学をもとに子どもの学び方を考えてデザインします。学ぶ内容はもちろんのこと、ワークショップを自分たちで企画・開催するなど、キャンパスの外に飛び出して多くの経験をすることができました。また、先生の講演会に同行し、私たちゼミ生もその場で一緒に発表する機会なども多くあり、これらの経験で大きく成長することができました。
.webp)
「教員」から「一般企業」を目指したきっかけを教えてください
私自身が多くの方とともに仕事を成し遂げたいタイプであると感じたため、一般企業に挑戦してみることも視野に入れ始めたことがきっかけです。教育実習などの現場を体験することで、困っている子どもを助ける養護教諭という職種への魅力を強めていた半面、基本的には一人で行う業務に少し違和感を覚えていました。ゼミ活動で老若男女問わず多くの方と関わった経験も後押しして、多くの方々と共に働く一般企業に挑戦してみようと考えました。
自己分析したからこそできた"準備"、意識した"笑顔"。そして内定先との出合い
就職活動で意識したポイントはありますか
私は、教員志望だったこともあり、就職活動は周囲より遅れてスタートしましたが、"自己分析"には早くから取り組んでいました。自分の軸を理解していれば夢を言語化することもできますし、何より進路変更という点は面接で必ず聞かれる点だと感じていたため、「なぜ教員から企業にシフトしたのか」を念頭に置き、自己分析した性格や将来の夢を踏まえながら答えられるように意識しました。さらに、ゼミの友人たちからの客観的な他者分析も取り入れながら、自己理解を深めました。また、ゼミ活動のワークショップで、企画から開催まで全て行う経験をしましたが、準備不足でうまくいかなかったことが多々あったため、面接での想定質問や自己アピールなどの"準備"を徹底したことにより、自信をもって臨むことができました。自己分析で理解した自分の魅力を、念入りな準備で発揮できれば良い結果が待っていると思います。
学生生活で最も就職活動に生かせたことは何でしたか
ゼミ活動は大いに生かせました。多くの人前で発表するゼミ活動を通じて、人に対して話す抵抗感がなくなった点は大きかったです。また、ゼミの先生である郡司先生は常に明るい雰囲気で笑顔が絶えない先生です。そんな先生の姿から、常に笑顔を意識して就職活動に取り組んだことにより相手に好印象を与えることができました。内定先からも意識した笑顔が評価の一つになっていると思います。
内定先の企業を選んだ理由は何ですか
養護教諭から一般企業へ志望をシフトした後も、“子どもの成長に携わりたい”という思いは変わらず、そうした軸を大切にしながら就職活動に取り組んでいました。現在の内定先とは3年次に参加したキャリア形成支援センター主催の「業界研究フェア」で出合いました。それまでは玩具の販売職などにも興味を持っていましたが、内定先企業の主力事業である「こども商品券」に強く惹かれました。こども商品券は、こどもが好きなおもちゃやギフトなどを選ぶことができる商品券なのですが、単におもちゃを売るだけでなく「何を買おうか」と親子で相談するなどのコミュニケーションが生まれる点に他社にはない魅力を感じました。また、会社と地方自治体が連携して給付金としてこども商品券を配布したり、被災地の子供たちにおもちゃが届くような支援を行ったりしている点など、社会的な強みや貢献度の高さに惹かれたことも大きな理由です。
.webp)
.webp)
"子どもたちの成長"を未来へとつなぐ存在へ
ズバリ!就職活動を一言で振り返ると
"楽しかった"です。もちろん、大変なことは多くありましたが、自分の将来やキャリアプランを真剣に考えることや就職先を調べることなど就職活動全体を通じて見えていなかった世界や自分に気がつくことができました。この視野が広がる体験を、より多くの子どもたちにも還元したいですね。
就職活動を控える後輩たちにエールを
自分のやりたいことを妥協せずに見つけてほしいです。今はやりたいことが分からなくても、自己分析を徹底していれば、自ずとやりたいことは見えてくると思います。将来働く自分のためにも、そのやりたいことに素直になってとことん挑戦してほしいです。
将来の目標を教えてください
内定先の企業は、風通しがよく、キャリアに関係なく挑戦できる社風です。私も、営業職を通じて自分の意見を多くの方々に伝えていき、日本中の子どもたちに手が行き届くまで商品を普及させていきたいです。その活動を通じて、少子高齢化の中でも子どもたちの笑顔であふれる世界に貢献していけたらとてもうれしいです。
.webp)
2026年2月取材
