憧れは幼少期から—JAXAで宇宙と関わる夢を実現
宇宙開発の最前線で働く夢を叶えたいと努力を重ねてきた伊藤さん。幼少期からの憧れを原動力に、どのように夢を追い続けたのか、詳しくお話を伺いました。

| 就職先 | JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構) |
|---|---|
| 出身高校 | 東京都立日野高等学校 |
この企業を選んだきっかけは何ですか?
小学校2年生の時、将来の夢として「宇宙飛行士になりたい」と思うようになりました。当時、宇宙飛行士の若田光一さんが日本人初のISS(国際宇宙ステーション)船長に就任したというニュースを見たことが大きなきっかけです。その姿が自分にとってとても衝撃的で、「自分もいつか宇宙に行き、目でその世界を見てみたい」と強く思いました。
内定先の特徴・強みを教えてください
JAXAは日本の宇宙・航空開発を担う国立研究開発法人です。高い技術力や国際性を持つだけでなく、長期的で安定した国家プロジェクトを推進しているところが特徴です。このような環境で働けることに非常に魅力を感じました。
実際には、宇宙飛行士の皆さんを支える役割を担い、主にバックオフィス業務を担当すると思います。具体的には、法務や事業計画の立案、事業企画の作成、さらに調達業務などですね。

進路を決定づけたものは何ですか?
JAXAの職員の皆さんがとても親切で、面接では私の話を真摯に聞いてくださったことが印象的でした。また、大学に入ってから学んだ知的財産分野に関連した仕事ができる可能性を感じたことも理由のひとつです。知財への道で働ける環境として、JAXAは理想的な職場だと感じました。
法学部での学びが、JAXAでの業務にどのように生かされると感じますか?
特に「知的財産」の分野で直接つながっていると思います。私が大学2年生の頃に取得した「知的財産検定」や、その後参加した「知的財産管理技能士会」という有資格者団体を通じて経験を積むことができました。その団体にはJAXAの知財課の方々も所属していて、キャリアアップ研修会などで実際にお会いする機会もありました。また、知財検定の会場が国士舘大学と東京大学の2か所だったこともあり、国士舘大学で知財を学んでいるという私の背景がきっかけで話をする機会を得ました。こうした接点を通じてJAXAとのつながりが生まれ、自分の学びを生かせる環境があることを実感しました。

就職活動は何年生くらいから始めましたか?
就活を始めたのは大学2年生の3月頃でした。職種を法務と知財に絞り、業界は特に限定せず幅広く企業を探しました。条件に合う会社があれば、片っ端から応募して選考に進んでいく形を取りました。かなり早い段階から準備を始めたことで、しっかりと時間をかけて活動できたと思います。
キャリア形成支援センターは利用されましたか?

利用しました。インターンの面接に向けて、キャリア形成支援センターに通い、先生とマンツーマンで練習をさせてもらいましたね。練習では、面接の基本的な部分から教えていただきました。
例えば、どのような話し方をすれば良いか、どんな内容を盛り込むべきか、また想定外の質問が来た場合にはどう対応するかといった実践的なアドバイスを受けました。何度も練習させてもらったおかげで、面接に慣れることができましたし、徐々に自信が持てるようになり、その自信が面接本番でも良い影響を与えてくれたと思います。
どれくらいキャリア形成支援センターに通いましたか?
週に1回程度で通っていました。3年生の春ごろからインターンが始まるまでの数ヶ月間、できるだけ足を運ぶようにしていました。
面接で失敗エピソードがあれば教えてください
事前に想定される質問を考え、その回答をカンペにまとめて暗記していました。ただ、面接ではその内容をそのまま読んでしまい、自分本来の言葉や気持ちをうまく伝えられませんでした。さらに緊張で内容が飛び、うまく答えられない場面もありました。

その失敗をどのように改善しましたか?
カンペを使ったことで本来の自分が出せなかったと反省し、次からはカンペに頼らず、ありのままの自分を出すように心がけました。実はその失敗の後、ちょうどJAXAが最後の選考だったのですが、そこで自分の言葉で話すことを意識し、緊張しながらも準備した知識を生かし、自分らしく話すことができました。
どのような取り組みをしていたのですか?
面接練習を頻繁に行い、家では毎日練習していましたし、家族や友達にお願いして模擬面接をしてもらうこともありました。他にも、チャットGPTを使った練習も行ったりして工夫をしていました。
就活を成功させる秘訣は何だと思いますか?
「いかに早く行動することができるか」
就活で成功するためには、早めの行動が非常に重要だと思っています。企業ごとに求めるものや面接官が考えることは異なるので、その違いを早い段階から知ることが大切だと感じています。インターンの面接を受けたり、企業の特色を把握することで、自分の準備を進めることができるので、早めに動けば、面接の経験を積みながら自分自身を高める時間が確保できると思うので成功につながると思います。
国士舘大学で学んだことをどう生かしたいですか?
社会人として必要な「基礎スキル」を生かしていきたいです。例えば、しっかりと挨拶することや、自分から率先して行動する姿勢などです。また、私はサークルで主将を務めていたので、メンバーをまとめるリーダーシップやチームを引っ張る力なども学ぶことができました。これらの経験は社会人になってからも生かせると考えています。
就活を控える学生にメッセージをお願いします!

就活はとても大変で、辛いと感じることがたくさんあるかと思います。でも、新卒というカードは人生で1回しか使えない、とても貴重なチャンスです。このタイミングをしっかりと生かすことで、自分の未来に大きな可能性を作ることができます。辛い時期もあるかもしれませんが、早めに動き出しすことが大切だと思いますので、是非早めに準備を整え取り組んでほしいと思います!
2025年12月1日 取材
