若林小学校で5月22日に開催された「若林サミット」に、文学部と政経学部の学生が参加しました。
若林サミットとは、若林小学校が地域の関係者を招いて実施する交流・話し合いの場で、子どもたちの豊かな学びを創造するために、地域の教育力を授業に取り入れるべく毎年開催しています。本学からは、文学部の村上純一ゼミ、本間貴子ゼミ、郡司菜津美ゼミおよび政経学部の石見豊ゼミの学生34人と地域連携・社会貢献推進センターの職員らが参加しました。
学年ごとに分かれたグループでは、担任教諭が総合学習のあらましを説明した上で、商店街やPTAなど地域の多様な関係者がそれぞれの資源を活用したアイデアを提案しました。
話し合いの様子を参観した保坂展人世田谷区長は「町を学校にして取り組むことで、机上の授業だけではなくアクションにつながっていく。年齢の近い大学生に伴走していただくことの教育的効果も期待したい」と述べました。
参加した学生は「大学近隣の地域でこのような取り組みがあることを知り、話し合いの場に参加できたのは有意義だった」と感想を述べ、本間准教授は「地域とのネットワークを生かして授業を創り上げる現場に参画できることは、将来学校教員を目指す学生にとって多くの学びを得る機会になる」と、学生らに語りかけました。
若林小学校とは昨年、6年生の総合学習で石見ゼミが「防災マップ」作りに協力したほか、学園祭(楓門祭)に5・6年生が出展するなど、交流・連携活動を継続して行っています。今回の話し合いを精査し、今年度の実行に向けて検討を続けていく予定です。
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